今回は、「コリントの信徒への手紙二2章」の内容について考察したいと思います。

 

但し、充分慎重に考察する必要があることを肝に銘じたいと思います。

 

もし非真理を伝えてしまった時に、神様がお怒りになるのは勿論のこと、RAPTさんや十二弟子の皆さん及び兄弟姉妹の皆さんに、多大な迷惑をおかけすることになります。

 

ここは慎重に、自分の文章を何度も読み直して、できる限り非真理が混じることのないように努めていこうと思います。

 

どうか神様、このブログを書き進める中で、少しでも非真理が入り込んでしまった時は、すぐに気づくことができるように導いてください。

 

もし、非真理が混ざり込んでいたことに気がついた場合には、悔い改めてすぐに訂正します。

 

どうか私の霊魂を真理で充満させて、神様の御心に適った文章が書けるよう導いてください。

 

神様の恵みと正しい導きがあることを信じて、ここから本題に入って行きたいと思います。

 

前回、このブログで「コリントの信徒への手紙二2章」の本文を掲載しましたので、その本文を傍らに置きながら皆様も、お付き合いの程よろしくお願いします。

 

「コリントの信徒への手紙二2章」では、一つ目は「違犯者を赦す」、二つ目は「パウロの不安と安心」というテーマで書かれています。

 

パウロは、1章の後半に「コリント訪問の延期」について述べていますが、その話の続きを2章の冒頭に入れて、下記のような彼の心情を赤裸々に語っています。

 

(2章1〜4節)・・・

1そこでわたしは、そちらに行くことで再びあなたがたを悲しませるようなことはすまい、と決心しました。 

2もしあなたがたを悲しませるとすれば、わたしが悲しませる人以外のいったいだれが、わたしを喜ばせてくれるでしょう。 

3あのようなことを書いたのは、そちらに行って、喜ばせてもらえるはずの人たちから悲しい思いをさせられたくなかったからです。

わたしの喜びはあなたがたすべての喜びでもあると、あなたがた一同について確信しているからです。 

4わたしは、悩みと愁いに満ちた心で、涙ながらに手紙を書きました。

あなたがたを悲しませるためではなく、わたしがあなたがたに対してあふれるほど抱いている愛を知ってもらうためでした。

・・・・・・・・・・

 

少し回りくどい表現で書かれている感がありますが、要するに、コリント訪問を延期するにあたって断腸の思いで決定したことをパウロは伝えたかったのだと思います。

 

コリントの教会の中に、パウロを正式の使徒として認めない人たちが現れ、パウロの訪問をきっかけに、教会内に混乱が生じる恐れがあったのです。

 

今仮に、コリントの教会へ強行的に訪問すれば、パウロを支持する側と支持しない側との溝が益々深まることになり、喜びよりも悲しみの方が増してしまうのは明らかだと彼は考えたのです。

 

しかしパウロは、その悲しみの原因となる人に対して恨みを持つどころか、むしろ許すことを促すのです。

 

(2章5〜11節)・・・

違犯者を赦す

5悲しみの原因となった人がいれば、その人はわたしを悲しませたのではなく、大げさな表現は控えますが、あなたがたすべてをある程度悲しませたのです。 

6その人には、多数の者から受けたあの罰で十分です。 

7むしろ、あなたがたは、その人が悲しみに打ちのめされてしまわないように、赦して、力づけるべきです。 

8そこで、ぜひともその人を愛するようにしてください。 

9わたしが前に手紙を書いたのも、あなたがたが万事について従順であるかどうかを試すためでした。 

10あなたがたが何かのことで赦す相手は、わたしも赦します。

わたしが何かのことで人を赦したとすれば、それは、キリストの前であなたがたのために赦したのです。 

11わたしたちがそうするのは、サタンにつけ込まれないためです。

サタンのやり口は心得ているからです。

・・・・・・・・・・・

 

パウロはここで、サタンのやり口について注意を促しています。

 

では、そのやり口とは、具体的にどのようなものを想定していたのでしょうか?

 

神様に反逆した罪で堕天使となり、誰よりも神様を憎んでいるのがサタンです。

 

神様が悲しまれることをサタンは望み、神様が最も悲しまれることをサタンは企んだのです。

 

そこでターゲットになったのが神様が最も愛しておられる人間です。

 

人間を罪によって堕落させ、神様との愛の関係を断ち切ることをサタンは企てたのです。

 

何故ならそれが、神様を最も悲しませる方法だからです。

 

では、人間を堕落させる原因となる罪とは一体何でしょう?

 

罪とは、神様が嫌われることの全てです。

 

神様の御心と真逆のことを考え、神様の愛と真逆の行いをすることが罪です。

 

罪は特定の行為のみでなく、そのような行為や悪意を心に抱くことも罪です。

 

だから、怒り・悲しみ・不安・心配・妬み・恨み・怠惰・高慢といった負の感情を抱くことも罪になるのです。

 

そういった負の感情を抱かせることによって人間を罪に陥れ、神様との関係を断ち切らせようとするのがサタンです。

 

パウロは当然、そのサタンのやり口を知っていたからこそ、人を許すことができたのです。

 

人を許すことで、負の感情から遠ざかり、罪に陥ることから逃れることができたのです。

 

しかし、そうは言っても負の感情を完全に消し去ることはできません。

 

創造主である神様も、時には怒り・悲しみの感情を抱かれる時があります。

 

但し、人間と違うところは、神様はいつまでも負の感情に振り回されることはないのです。

 

神様は、怒り・悲しみと同時に憐れみ・慈しみの心を常に持ち合わされておられる方です。

 

憐れみ・慈しみの心を持ち合わされておられるから、負の感情に振り回されることがないのです。

 

憐れみ・慈しみの心を持ち合わされておられるから、サタンのコマ使いとして利用された人々でさえ許すことができる方なのです。

 

だから私たち人間も、負の感情が沸き起こった時に、神様にならって憐れみ・慈しみの心を思い出す必要があるのです。

 

それによって、負の感情をコントロールするのです。

 

つまり、負の感情をコントロールできる程の高みに霊魂を引き上げ、憐れみ・慈しみの心を獲得するのです。

 

肉界のことしか知らない人にとっては、この霊魂の引き上げの話は、まるで御伽話のような絵空事に映るかもしれませんが、霊界のことを理解できる人であれば現実味のある話として受け止めることができるでしょう。

 

まず創造主である神様の存在を感じ取り、この世が肉の世界と霊の世界で成り立っていることを理解する人なら、霊魂の引き上げと、憐れみ・慈しみの境地に至る道があることを理解してもらえると思います。

 

半信半疑でいる人は、まずは実際に霊魂の引き上げを成し遂げられ、憐れみ・慈しみの境地を獲得された方のお話を聞いてみてください。

 

○RAPT朝の祈り会2024年4月11日(木)

天国で私たちが受けられる祝福は余りにも莫大だから、地上で受けたどんな痛みや苦しみも全て忘れてしまうほどだと主は仰った。地上でどんなに富を積んでも雀の涙ほどにしかならないが、天に富を積めば地球規模の莫大な祝福に包まれる。

 

莫大な祝福を天国で受けた人は、憐れみ・慈しみの境地に立って、この世を俯瞰することができるのだと思います。

 

このような祝福を受けた人は心に余裕が生まれ、仮に、不安や心配などの負の感情が一時的に沸き起こったとしても、それに振り回されることなく冷静に受け止めることができるのです。

 

祝福を受けた人は、常に神様が守ってくださることを確信しているので、安心して常にポジティブに生きることができるのです。

 

それに関連したことをパウロも、下記(1章12〜17)で述べています。

 

(1章12〜17節)・・・

パウロの不安と安心

12わたしは、キリストの福音を伝えるためにトロアスに行ったとき、主によってわたしのために門が開かれていましたが、13兄弟テトスに会えなかったので、不安の心を抱いたまま人々に別れを告げて、マケドニア州に出発しました。

14神に感謝します。

神は、わたしたちをいつもキリストの勝利の行進に連ならせ、わたしたちを通じて至るところに、キリストを知るという知識の香りを漂わせてくださいます。 

15救いの道をたどる者にとっても、滅びの道をたどる者にとっても、わたしたちはキリストによって神に献げられる良い香りです。 

16滅びる者には死から死に至らせる香りであり、救われる者には命から命に至らせる香りです。

このような務めにだれがふさわしいでしょうか。 

17わたしたちは、多くの人々のように神の言葉を売り物にせず、誠実に、また神に属する者として、神の御前でキリストに結ばれて語っています。

・・・・・・・・・・・

 

トロアスでテトスに出会えなかったパウロは、一時的に不安の心を抱きましたが、彼はすぐに気持ちを切り替えることができました。

 

不安な心から安心へと切り替えがスムーズにできたのも、彼の信仰に対するひたむきな態度が神様の目に留まったからでしょう。

 

上記でわかる通り、彼は常に神様に感謝し、祈りを捧げ、宣教活動に徹しています。

 

つまり、徹底して天に富を積むことに専念したのです。

 

それによって、彼は神様から認められ、莫大な祝福を受けたのです。

 

それによって、彼の霊魂が神様の次元にまで引き上げられ、どのような事態になっても決して怯まず、平穏な心でキリストと結ばれる境地を獲得したのです。

 

神に感謝します。

神は、わたしたちをいつもキリストの勝利の行進に連ならせ、わたしたちを通じて至るところに、キリストを知るという知識の香りを漂わせてくださいます。(2章14節)

 

ここで、RAPTさんの「御言葉」を紹介します。

 

○RAPT有料記事826(2024年4月6日)神様を愛する人は、神様からどんどん実力・能力を与えられ、できることが増えて人生が充実し、栄えていく。

 

この「御言葉」の冒頭部分だけを、以下に転載させていただきます。

 

ここから転載)**********

 

私はもうかれこれ十年近くこの御言葉を伝えてきましたが、その間、この御言葉に従って神様を愛してきた人たちは、今では様々な実力や能力が神様から与えられて、それまでできなかったことができるようになり、人生が充実するようになりました。
 
人によっては、その実力と能力を使って神様の御心を成し、多くの人々に影響を与え、大きく栄えている人もいます。
 
その一方で、この十年ほどの間にイルミナティたちはどんどん衰退し、それまで人々からちやほやされていた有名人たちもどんどん実力や能力を失い、大した影響力を持てなくなってしまいました。
 
それどころか、国民から嫌われ、敬遠されてしまった人も随分とたくさん見受けられます。
 
神様を愛する人は、神様からどんどん実力・能力を与えられ、できることが増えて人生が充実し、栄えていきますが、神様を愛さない人は、神様からどんどん実力・能力を奪われ、何もできなくなって、他人に借りを作るばかりの虚しい人生を余儀なくされていくのです。
 
このようにして神様は、神様を愛する人を祝福し、神様を愛さない者を裁かれていかれるのです。
 
神様がこの地に降臨された今、神様はこのような働きをこれからも延々とこの地で成されていくでしょう。
 
皆さんが神様を愛するという賢い選択をして、真に実力と能力を身につけられる道を行き、多くの人々に影響を与えて、大きく栄えていくことができますことを心から祈ります。
 

**********(転載ここまで)

 

この話の続きを知りたい方は、直接、有料記事をご購読ください。

 

 

聖なる神様、ありがとうございます。


聖書とRAPTさんの「御言葉」のお陰で、負の感情を抱かせることによって人間を罪に陥れ、神様との関係を断ち切らせようとするのがサタンであることを再認識できました。

 

そして、そのサタンのやり口に対抗できるのが、憐れみ・慈しみの心を持つことであることを悟りました。

 

莫大な祝福を天国で受けた人は、憐れみ・慈しみの境地に立って、この世を俯瞰することができるのだと思います。

 

このような祝福を受けた人は心に余裕が生まれ、仮に、不安や心配などの負の感情が一時的に沸き起こったとしても、それに振り回されることなく冷静に受け止めることができるのです。

 

祝福を受けた人は、常に神様が守ってくださることを確信しているので、安心して常にポジティブに生きることができるのです。

 

どうか神様、憐れみ・慈しみの境地に立って、この世を俯瞰することができるほどの高みへ連れて行ってください。

 

仮に、不安や心配などの負の感情が一時的に沸き起こったとしても、それに振り回されることなく冷静に受け止めることができる者にしてください。

 

常に神様が守ってくださることを確信し、安心して常にポジティブに生きることができる者にしてください。

 

どうか神様、徹底して天に富を積むことに専念できるように導いてください。

 

霊魂が神様の次元にまで引き上げられ、どのような事態になっても決して怯まず、平穏な心でキリストと結ばれる境地を獲得できるまでに導いてください。

 

私たち一人一人が神様を愛するという賢い選択をして、真に実力と能力を身につけられる道を行き、多くの人々に影響を与えて、大きく栄えていくことができますことを心から祈ります。
 

多くの人々が、RAPTさんこそが真の中心者であり、神に遣わされた人であることを心底悟れるようにしてください。


中心者の語る一言一言が宝だと思って学び、深く悟れるようにしてください。

 

RAPTさんがサタンから守られ、毎日、より高い次元の啓示を受けられ、力強く御言葉を述べ伝えられ、壮大に神様の御心を成していかれますことを心より祈ります。

 

RAPTさんが聖なる神様を体現し、私たちを導く希望の光となり、永遠に輝き続けられますことを心より祈ります。


十二弟子をはじめ全ての兄弟姉妹たちが、霊肉のサタンの攻撃や誘惑から守られ、「御言葉」に従順に従って聖霊に満たされ、これから本格的に始まる聖霊の歴史に参加し、壮大に千年王国の歴史を成していくことができますことを心から祈ります。
 

サタンと人間サタンがすべて完全に滅び去ることを心から祈ります。
 

もう二度とこの地にサタンが働きかけることができなくなるよう、そして人間サタンどもが二度とこの地で悪事を働くことができなくなるよう心から祈ります。


それによって、この世の中が神様の統治する義なる世界へと完全に作り替えられますことを心から祈ります。

 

これら全てのことに感謝して、愛する主の御名によって祈ります。

 

アーメン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 

皆様に祝福がありますように。

 

(2024.4.13)