半年ぐらい前だっただろうか?
去年は暑い日が4月から12月まで
ダラダラとあったので、
はっきり いつと思い出せないが
レモネードの大盛りを一気飲みしたことは
覚えてる。

依頼人は20代後半の男性

彼の友達が俺の弟子で
大学時代、学園祭に呼んでくれた。
その時に会っていると言う。

その時は就活を相談されて
「金融がいいよ」と俺が言ったらしい。

えー!理系出てんのに金融はありえない!
って思っていたらしいが、
結局、何社か受けて
受かったのは金融関係1社だけで
そこに就職したそうだ。

占い当たった。百歩さんの言う通りになった
とビックリ‼️で
それ以来占いに対する見方が変わったと言う。

「社会人になって稼げるようになったら
きちんと正規料金払って占ってもらおう!と
決めていたんです。」
と言われた時には、

ありがてえなあと思った。

今回の依頼は
近く結婚したいので、お相手との相性や
結婚式の日取りを聞きに来たという。

占いの結果、
きちんとプロポーズするんだよ。
指輪も💍渡せ。
給料の3ヶ月分じゃなくていいから
って言ったら、
きょとんとされてしまった。

(そうね。俺ら昭和の人間は
ダイヤの縦爪の指輪 
給料3ヶ月分の金額が目安
海の見えるレストランで
ひざをついて王子さま状態で
渡すのが一般的だったんです)

結婚式の日取りは、
2020年の5月ごろがいいというので
候補日を4、5個選んで差し上げたが
なんか気になって、

普段はやらないのだけど
易で
結婚式に何かハプニングが起こるか?
占ったところ

めでたいことがあって延期になる。
と出た。

「めでたいこと? 何が起きるんです?」
「いやあ、ごめん。わかんない」

こんなやり取りをした。

で、先日
コロナの影響で結婚式を10月に延期しました。
百歩さん、当たってました。
って報告をいただいた。

で、めでたいことは特にないらしい。

うーん🧐
めでたいことはなんだったんだろう?

こうしてフィールドバックをいただけると
占い師は検証に入る。
これを専門用語では『誤占』(ごせん)
という。

当たった!って報告は
もちろんうれしいが

占い師にとっては、
外れた!って情報の方が
価値がある。

なぜ外れたのか?
どこを読み間違えのたか?

この検証をワクワクしながら
できないと占い師として長続きしない。

今回は俺の読み違えだったと思われる。

神の祝福を
「めでたいこと」と読んだが
どうも「人間ではどうにもならないこと」
って読むところだったのだろう。

占いの精度を磨くだけでなく
言葉の精度も磨がいておくことが大事
ほんと、詩人やコピーライターぐらいの
言語化センスを求められる。

で、こういう事例が起こると
野っ原を探検するガキンチョのように
楽しくって仕方がない。