東向島珈琲店のコーヒーがうまくなったと聞いて、遊びに行った。
カウンターで、うまいコーヒーをすすりつつ、
マスターが、他の常連客に俺を
「ぼくらは素人だから、知らないだけだけど、
手相の世界じゃ、相当名の知れた先生なんだよ」と紹介してくれた。





(^。^)・・・・うほ!







手相の他にもできますか?と聞かれたので、
風水と四柱推命と、易ができると答えたら、
その客は、「風水」に興味があると言い出した。

「じゃあ、百歩さん。風水で宝くじを当てることできますか?」

マスターは仲間や常連客と共同出資して、オータムジャンボを買ったらしい。
これまで、何回もやっているが、当選額の最高は1万円・・・(^_^;)
「俺もまぜてほしいなあ~」
「百歩さんも、買うの?宝くじ。」
「うん。金運がとってもいい日には、買うようにしてる」
「で、いくら当たったの?」


すごい、期待を感じたが、
「300円ばっかり」と言うと




「あ~あ」一斉に、残念な声があがる。





「でも、なんかほっとした。占い師さんでもそうなんだ」
とウエイトレスさんが言った。
そうなんす。占い師がいくら占いで、金運がいいと言っても
しょせん、そんなもんなんす(^_^;)(笑)
買わなきゃ当たらないが、
宝くじは、公共に役に立つ資金っすから、
世のため人のために、役に立ててよかったと思わなければ・・・

「やっぱり、宝くじに当たる人ってわかるんですか?」
「手相に書いてある人を、何人か見たことあるね。
こないだ、自由が丘で手相の教室をさせてもらっている
オーナーさんに出てたので、宝くじ、買うといいよって
いったら、1万円、当たった\(^o^)/って喜んでた」
「やっぱ、あるんだ」
みんな、一斉に自分の手のひらを見始めるのがオモシロイ。くくく。。。

「共同出資だろ?宝くじを買う時に、太ってるおばちゃんに
買ってきてもらえばいいんだよ」
と言ったら、マスター以下、みなガッツポーズである。
「でも、。。さんに、「太ってるおばちゃん」て失礼だよ」
ウエイトレスさんがたしなめた。
「うんじゃ、『ふくよかなご婦人』に頼めばよろし。
と言いなおそう」
「言い方ひとつで、ずいぶん違うものだな」
「占いってのは、そういうものなんですよ。はい(^。^)」


「風水って、ラバンを使うんでしょ?」
「お、よく知ってますね。羅盤は持ち歩きがたいへんなので
いまどきは、スマホのアプリを使ってます。」
と、スマホをとりだして、アプリのボタンをぽん♪
俺は、中国製のアプリを350円で買った。
羅盤は、風水師が使う精密なものだと、何十万は当たり前。
おみやげ用の偽物でも980円はするのだから、
かなりお得である。

パソコンやケイタイの中継基地が増えたせいで、
精密な羅盤であればあるほど、磁場に反応して、針が定まらないが
スマホならGPSと、水平を測る機能がついているので、
ブレーカーをあげなくても、鑑定ができるすぐれものなのだ。

アプリで、「財位」を割出し、
キッチンの上の、梁のところに置くといいと、教えると
マスターはさっそく、宝くじを置いた。
こういう早い行動も、金運には欠かせない。


でだ。
結果、これまで最高額が当たったそうな\(^o^)/

39000円  う~ん。ビミョウ~。。。。