年頃って、いくつのことを言うのだろうか?


38歳の女性が相談に来るケースがけっこうある。

たいていは、「結婚できますか?」のあとに、

「仕事をかえようかと思ってますが・・・」が続く。


結婚そのものは、女性は(保護者の同意があれば)

16歳からできると、日本の法律にはある。

ということは、高校生は、もう年頃であり、結婚していいものだ(笑)


たとえば、20歳で出産して子供が就学時になるのは26歳、

それから、就活したり、資格取ったりしても

母親も、十分、正社員として採用してもらえる年齢である。

採用する側も、結婚、出産を理由にやめることがないから、

採用しやすいはずだ。

子供が15歳になっても、35歳。18歳でも38歳。

つまり、子供を一人前に育てても、自分も十分にキャリア積み、

そこから先は、がんがん仕事して、税金を納められる。(笑)



現状は、28歳から32歳の間に、お子さんをもうけるケースがほとんどだ。

子供が就学時には、34歳~38歳

再就職を考えるひとは多いが、

子供の学校のこと、介護なども重なる。

フルに働ける状況にいられる恵まれた人は少ない。


結婚は30歳までにすればいいや。ってのは

考え方としては、かなり甘いと言える。

しかも、戦略も何もない。


38歳になって、両方をいっぺんに狙おうとする人は多い。

ま、考えてみれば当然なのだ。

結婚するつもりでいるが、すでにこんな歳だ。

子供がほしいが、産ましてくれる人もいない。

このままひとりなようなら、きちんと就職しておかないと、

経済的に成り立たない。

でも、結婚を考えている女性を、採用してくれる会社はほとんどない。

ましてや、38歳の女性よりも、もっと若い子を雇いたがる。


はあ~とため息をつく彼女たちを前にすると、

なんとも、日本の将来が心配になってくる。


少子化だ、増税だ!と社会問題になっているわりには、

彼女たちは、その一端を担っていることに気が付いてない。


俺は、こう、アドバイスしてる。


まずは、いったん、結婚をあきらめて、就活してほしい。

就職先を探すのは厳しいかもしれないが、

これまでしてきたことの延長で探し、新しいことはしないほうがいい。

面接で、結婚のことを聞かれるだろうが、

そのときは、「この年ですし、もうあきらめました」と

とりあえず言っておこう。

他人から、仕事をいただけたなら、

自分には合っていないと思っても、したほうがいい。


そうやって、まずは、ひとりでも生きていけるだけの

経済力をキープしよう。


そういうと、彼女たちは、「結婚をあきらめきれません」

という顔をするが、すかさずこういう。


新たな職場に行けば、ご縁も変わるから、結婚相手が見つかるかもしれない。

面接では、「結婚はあきらめた」と言っても、それはそれ。

いい人が見つかって、結婚することになっても、

会社は、寿なことだから、表だって反対したり、批判することはしない(笑)


自分の分は自分で稼いでいる女性であれば、

それだけで、男に向かって、「自分の分は自分でできるから」と言える。

夢を追いかけている男性や、プーや低所得者でも、

結婚の対象にできるというものだ。


もし、ここで、結婚を優先してしまうと、

結婚できなかったときに、同時に、貧乏でにっちもさっちもいかないことを

防がないといけない。



35歳をすぎると、妊娠する確率が減るし、40歳は高齢出産になってくる。

とうぜん、出産にはリスクがある。

焦る気持ちはわかるが、授かりものを、自分でコントロールしようとしたり、

できないと、落ち込んでしまうのは、結婚した意味がない。

夫婦は、マシーンじゃないんだから、

文字通り、夫婦生活を楽しみにできる、

ラブラブするそのことを、楽しみにできることを優先したほうがいい。


自分が、ラブラブにそれほど興味がないなら、

やはり、ラブラブに興味がないひとを選べばいいし、


どうしても子供がほしいのであれば、親指の太い男性を探すと

産ませてくれる。たいてい無口でおとなしいが、

こちらが好きだといえば、結婚を真剣に考えてくれる。


男のほうが、売れ残るようにできているのが人類だ。

「とりあえず、こいつでいいや」と気軽に、結婚相手を選ぶことも必要だと思う。


ひとりで生きていける経済力があれば、

万一、結婚に失敗したとしても、生きていけるのである(笑)


もし、この作戦を聞いても、それでも、まず結婚と思うようであれば、

結婚はできない。

男は、生活力のない女性を妻にする気はない。

38歳を選ぶくらいなら、もっと若いやつがいっぱい結婚したがっているのだから(^。^)


愛しているから結婚したいなんて、その年では期待しないほうがいい。

運命の出会いは、とっくにおとずれていたのに、ものにできなかったのだ。

この先は、そこを期待しても、宝くじとおんなじだ。




結婚をあきらめてほしくないから、

まず、「あきらめよう」と提案してる(笑) 俺って策士\(^o^)/


ま、占い師なら、奇跡を起こし、

運命の人を探り当て、結びつけてくれたほうがいいに違いない(^_^;)