毎週金曜日に、池袋で鑑定する占い師を募集してるというので、
面接に行ってきた。

そもそも、mixiで軽い気持ちで書き込みしたのがきっかけだったが
面接の話までなってしまった。

流派が違うってのは、
その組織のボス兼、メインで入っている占い師さんが
コラムにしていたので、「ふ~ん」と読んでいたが
その方が、面接官だった。

会うなり、組織の誕生秘話やら、
システムやら、報酬やらの話を、
毎度、同じ文句で3度繰り返す。
俺も、ほとんど、「ふむ。そうですか」と答える。
だいたい、この商売で、もめるところといえば、報酬なのだ。


占い師の中にも、勘違いするやつはよくいる。
自分がすべて稼いだのに、
何もしない契約会社に、そんなに払えるか?!と
けんかを売るやつも多いと聞く。

実際は、テナント代や、光熱費、広告料、
教育費などなど、けっこう費用が発生する。
予約などのマネージメントしてくれる人や
社員さんがいれば、なおさらかかる。

占いにくる固定客も、会社組織の占い師だからこそ信頼する。
そんじょそこらに、ぽっと出ていって、辻で占っても
信じるようなやつはいないし、
そのほうが、社会は正常だと言える。

そんなわけで、新宿や渋谷、池袋といった大都市での鑑定は
テナント代などを考えると、個人ではなかなか手が出せないし
周一ぐらいだと、百歩のことを宣伝するにもちょうどいい。

ところが、こっちのことは、ほとんど聞かれない。
たいてい、占い歴や、いかなる理由で占い師になったかぐらい
最初に、前振りとしてあるものだが、それすらない。

ということも考えれば、
雇いたい占い師なんぞ、だれでもよいということらしい。


ものの15分ほどで、話が終わり、
じゃあ、鑑定してもらいましょうか?

という話になった。

鑑定中に電話が鳴り、電話に出てしまうのも
ずいぶんな話だが、
それを切るなり、今度は
「流派が違う」と言い出した。
「いや、いろいろやり方があって、いろいろ流派があっていいのですが・・・」
と言い訳なんだか、イチャモンなんだか言いまくる。
「まだ、鑑定は終わってませんが・・・」と言っても
「いや、いろいろやり方があって、流派があっていいとは思いますが・・・」
とはじまる。
「年齢を聞いてくれませんでしたよね」
「聞く必要があるんですか?」
「手に、ペンで書くなんて、ありえません。なんのつもりですか?」
「貯金がたまる印をつけたんですが」

ようは、気に食わないってことか。。。

説教がはじまりそうだったので、
「うんじゃ、この話はなかったことということで・・・」
と、名刺を突っ返して、帰ってきたっす。

はあ~、しかし、業界は、あいもかわらずなんだなあ~と思う。

彼には、占い師の才能はない。
ま、人気商売なので、人を集めるのがうまければ、
それだけで、商売になると言う意味では、すばらしい才能の持ち主だ。

いろんな占い師がいて、かまわないはずだが、
やっぱり、ウンクサイ同業者を見てしまうのは、いたたまれない。

にしても、
俺も、ショッピングモールの占いおばさんにされるところだった(^_^;)
今日は、人間関係が広がって、商売がよくなるというふうに
四柱推命では出ていたのだが、

はずれと読まず、これで、自分の付き合いたい同業者がわかったと思うことにしよう。

今回のは、俺の仕事じゃないということだ。
ということで、
川口のイオンモールでやってくれる占い師を急募しているよ\(^o^)/
占い師になりたい方は、応募してみてね。