占いでやはり、結婚の話はつきものなのだが・・・・

なんだかおかしい。が、何がおかしいのか?さっぱりわからんのだ。


昨日、「こども・子育て白書」がニュースになっていたが

男性の20%が50歳までに結婚できない。

ってことは、単純計算で5人に一人である。


ふ~む。

いくら、人口比で女性よりも男性が余っているとはいえ、

そこまでヒドイとは思えないのだ。


俺が弟子入りして間もないころ、師匠に相談したことがある。

というのも、占いでは、俺は結婚できないと言われていた。


当時は、「独身貴族」という言葉があって、独身を貫くのはけっこうかっこよかった。

「独身貴族」と聞くと、

好きな女性がいたけど、友達に持っていかれたり、病死や事故死で恋が叶わなかった

なあ~んてドラマがあると思えた。

好きで一人でいるにせよ、恋の経験ぐらいあったし

まったくない。と言い張る人は、哲学者だと思っていたぐらいだ。

(哲学者が結婚するとは思ってもみなかった(笑)


俺は初恋をしたその人と、どうしても結婚したいと思った。

彼女と結婚できないなら、まあ、独身貴族でいるのもいい。

そんな気持ちだ。


師匠曰く

「あたしが、子供のころは、周りがなにがなんでも結婚させたものさ。

自由恋愛?そんなもんで結婚するほうが、めずらしい。

男女なんて、一度寝てしまえば離れられないし、

他を知らん、知ることもできんのだから、それなりに満足できたんだ」


チェリーだった俺には、けっこう強烈な言葉である(^。^)

が、この言葉は、名言だった。


今の世の中、自由恋愛しかない。

もし、師匠がいうとおり、そんなもんで結婚するほうがめずらしいのであれば

成功確率が高かった、政略結婚や、家同士の話し合いで決めるお見合いといった

確実な方法が滅んだことにより、

周りがなにがなんでも結婚させてくれた制度がなくなったのだ。


しかも、自由恋愛でのカレシ・カノジョの関係は、

肉体関係がつきものだとみていい。

清いままであったとしても、カレカノなのにしてないのは異常だと思えるくらいだ。

さらに、結婚するまで、付き合った人が何人もいるケースがほとんどだ。

結婚まで処女をとっとけるほど、男も女も我慢強くない。


どうすればいいのだろうと思う。


まずは、なにがなんでも結婚させてしまうほどの

いわゆる世話焼きおばさんの復活が必要なんだと思う。

世話焼きおばあさんは、近所の情報網を網羅して家族構成や仕事、生活水準

個人情報の宝庫だった。

また、相談役でもあった。

結婚したいのだけどとつぶやくだけで、適当な人を見つけてきては

デートをセッティングし、結婚では仲人をして、その後は育児や結婚生活の相談役だった。

いわゆるメンタルの面も、面倒を見てくれたのである。


現代社会で、そんなおばちゃんが近所にいたら嫌だなと思うが、

占い師なら、その役ができるのではないか?と思うのだ。

占い師なら、おばちゃんも多いし(笑)


なんとか、世話焼きおばちゃん網を作れないかな?