弟子のなお助くんのおごりで、アヤシイ焼肉屋に行ってきました(笑)
場所は新宿、歌舞伎町、職安通りに面しているコリアンタウンの一角です。
何がアヤシイって?
お店に、お寺さんがあるんす(笑)
で、そこのお坊様が霊力をお持ちで、無料で見てくれるです。
入口に、どはでで、わかりよい看板があるし、テレビでも紹介されたらしい。
階段を下りていって、地下にあり、右の部屋からは読経が、
左の部屋からは、にぎやかな声がしてました。
まず、左に入ると、ここは焼肉屋さんで、昼前だというに、お客もすでに入ってます。
中年のマダムばっかり♪
お目当ては、店の入り口にあった韓国スターのサインだろうなあ~と。
ここで、カルビ定食1200円をごちそうになりました(笑)
他、ランチは780円~ と、まーまーな値段で、味の方も☆3な感じです。
韓国人の彼女がいたんだけど、彼女の作ったポッサムキムチが食いたくなりました(笑)
まったりと食事をして、読経が終わるのを待つつもりだったのですが、
お店が混み始め、席を待つお客がいたため、立つことに。
様子を見に、右の部屋に入ると、立派なキランキランなお寺さんでした。
せっかくなんで、席について、読経を聞いてました。
終わるかな?と思うと、まだ続く(^_^;) これを3回ぐらい繰り返したような・・・
にしても、太鼓と木魚と、お坊様の声が非常にマッチしておりまして、
パーカッションによるパフォーマンスとしても、質が高い。
読経をしてもらうのに、○○万かかるらしいのですが、
ミュージシャンを、自分のために独占してライブさせたら、同じぐらいかかるだろうし(笑)
このお坊様のことが好きなら、それくらいのことはできそうです。
この日も、女性2人、どうやら親子のようですが、お子さんがほしくて読経してもらっていたようです。
読経も、韓国語の法華経にまじって、日本語で、
仏様の慈悲により、元気な子どもを授かりますように とか、
健康で長生きできますように とか、
祈りの言葉が入ってました。
で、よくよく聞くと、
津波で流された方々が成仏しますように とか
世界が平和でありますように とか
北朝鮮と家族に戻れるように とか
・・・・・・あれ? うん、でも、それ、大事だよね。。。俺も、祈っておこう(←イスラム教徒)
クーラーが寒くなってしまい、読経も終わりそうにないので、出てしまいましたが、
いいもの見せてもらいましたよ。なお助くん(^。^)
お坊様の霊力もかなりのもので、場がきちんと張られていたので、
俺は、邪魔しないようにしてましたが、やっぱし、穴をあけちゃいました。スイマセン。。。
おそらく、お坊様にも気がつかれたとは思うのですが、彼女の能力なら、
たいしたことないようで。
新宿の地下に、お寺さんがあるってのがすごいけど、
なんか、焼き肉屋さんで、外国人を雇い、お客様に韓国料理を楽しんでもらい、
韓流スターが応援にかけつけ、彼らの日本公演の成功を手伝い、
一種、村社会ができていることが、素敵でしたね。
昔の、日本の宗教も、そうだったらしいのですが、
お坊さんや、神主さんが、村の世話を焼くとともに、
人々の精神的なよりどころになり、悩みを聞き、解決してきた。
その方法には、学問的な知識(橋をかけるなどの土木や、本が読めるなどの文字知識も)
のほかに、占いや霊視なんかも、平気で使ってたわけで、
かえって、現代の政教分離とか、葬式であげる形だけのお経とか、
そのほうが、うんとアヤシイのかもしれません。
焼き肉を食べに寺に行く。 シュールでもなんでもないんですね(^。^)