【中国・西安編(17.5)】
西安市内・郊外他
中国共産党&抗日の街：延安・黄河近辺
世界一危険な山道らしい?华山等ぶらり
雨続き｡｡ですが悪い事ばかりでもなく
つい先日飲食店に一人いたところ
ふとしたきっかけで仕事で来日中
の中国人の女性とお喋りしました
彼女はぱっと目でわかるいわゆる
金持ちだろう都市部出身の超美女
(話すことになると思わずでしたが)
日本語教える展開になり数時間｡｡
今夜出国予定なのに便と台風の
状況をわかっておらず、代わりに
空港に電話で聞くと延期と判明
とりあえず各種問合せ先と現況
を伝達したところほっとした模様
クールさを醸し出していましたが
次回中国に来る予定はあるの？
来てくれたら案内してあげるから
と、ありがたいコメントをもらえ…
(お世辞であってもドキドキします)
海外で困った時はお互い様です
私も沢山の人に助けられるのです
さて、
大変のんびり書いてきましたが、
西安編もここで〆といたします
鮮明に残る記憶は風化しづらく
時間経っても覚えてこそいるも
その時感じ、考えたことだけは
やっぱり忘れたくないので、
本備忘録としています
なんで？って感じはありますが
恋愛話、してみたいと思います
直接聞ける数少ないお話です
◆兵馬俑の後の予定は･･･？
時間があったので西安を囲む
城壁を周った後、約束があり。
先日宿の女の子から声を掛けて
もらいましたが、お断りしてました
(前記)
が、ようやく最終日に時間が合う
ことが分り、案内してくれるそうで
退勤後に夜の街へ繰り出します
彼女は20代前半の女の子、
身長は170cmと高く、スレンダー
英語が驚くほどにペラペラです
どうやら私のつたない日本人英語
ではたまに聞きづらいようでした
(こういう事あると頑張りたくなる)
なぜそんなに英語が上手なの?
と聞くと、英語の先生になりたい
と答えてくれました
が、歩きながら話を聞いていると
やや異なることが分かってきます
◆恋愛観（中国の場合）
複数の人に聞き、概ね一致する
部分を書くのみで一般論を語る
つもりは断じてありません
まず結婚に繋がる可能性を秘める
恋愛には3条件が必須だそうです
①金
②家
③車
3文字で表せるなんてまぁステキ｡｡
え、さすがに昔の話でしょ！って
思っていましたが、結構生生しい
昼間は城壁巡り
◆出逢った彼女の悩みとは？
20代同士の会話でもお馴染の
話題、｢彼氏/彼女はいるの？｣
という話になります(万国共通?)
入場料は54元(約900円)
彼女の場合どうやらこれまでに
作ったことなく作る気もないそう
作ったことがない人は割と普通
におり日本と事情が異なります
●中国での学生恋愛
国が広く実家が遠方であることも
当然あるので、学生（高中）の間
全寮制となっているケースも多々
寮は男女別々であり、大学入試
で好成績を残すことに、学校が
重きを置くことはまぁ当たり前、
学校側も原則恋愛禁止とする
そのため学生恋愛を経験せずに
年齢を経る人は割と多いそうです
京都の見本になっただけあり区画整備は完璧
過去はともかく彼女が今作らない
理由は｢良い人がいない｣の一言
良い人とは?と言うと、彼女なりに
色々意見をもっているようですが、
親が許してくれないそうです
親の良い人とは上記3条件です
彼女は兄との2人兄妹、母親から
結婚相手を紹介されることに嫌気
さえも差しています
●中国での結婚
アジア各国を眺めてみれば日本の
成人後の親離れは浮いて見えます
中国の人からは、親に電話してる?
もう少し実家に帰ったらとダメ出し
されることもしばしば。。
日時計！
結婚前に挨拶、なんてレベルでなく
(私日本人から見れば)親の干渉が
著しく許認可制恋愛？といっても
過言ではないかもしれません
結婚したら相手の家族、親戚一同
ぐるみで関係構築されるのは当然
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よく言えば、相手の親からもお金を
もらえる、逆に相手の親からお金を
せがまれるのもよくある話だそう
それだけ結びつきが強く、仲も良い
関係となりえます
彼女は長女という立場も重なり、
結婚相手に非常に重きが置かれ、
親のプレッシャーは多大だそうで
かなり悩んでいました｡｡
彼女の場合、英語を話せるだけ
あって、色々な出逢いがあります
それだけに｢外国人がいい｣という
考えも助け、英語も頑張ってます
激しくパンクしてました｡｡
そんな彼女、私の帰国後ある日、
カナダ人とデートしたとの報告を
してくれました
結果、相手が身体目当てだったと
分り落胆、中国語音声メッセージ
で深夜涙ながらの話を聞く始末｡｡
恋愛にピュアな部分が多いため
聞いている方も結構つらいです｡｡
一周およそ約14km!
聞き直ししづらいので聞き取りに
かなり集中しました｡｡
(ヒヤリング力の飛躍要因か？)
◆20代学生の彼、の場合
宿でたまたま出くわして遅くまで
白酒(ﾊﾞｲﾁｭｰ)を飲み交わした彼
(前記)
この時深夜まで飲んだのは彼の
切ない中国恋愛事情を聞いて、
｢日本はどうなの？｣との問いに
私がずっと答えていたためです
彼は最近2年間付き合った彼女
とお別れをしたそうです
理由は、上記①②③を満たして
おらず彼女の親に別れることを
迫られたとのこと(それは辛い｡｡)
彼女は彼への想いを残したまま
というかそもそも彼は学生の身､
家や車どころか､お金も満足に
持てるはずは通常ありません
そのため、結局は上記3条件は
家柄や親に依存することとなり
それも含め彼女の親から干渉
を受けた彼は抵抗するだけの
手段がなく、諦めざるを得ず｡｡
カップルは2人漕ぎ自転車です
彼は英語を喋れず、ひたすらに
中国語で聞かれました
｢在日本怎么样？｣
(日本はどうなの?)
答えるのが重々しかった｡｡
親でなく2人の考えが大事と
本旅で私はロシア人と飲み、
韓国人をナンパする流れを
アシストしました
彼に、もう少し元気を出して
ほしかったのが本音です。。
一人っ子政策で、一人息子/娘
には良い人に巡り合ってほしい
という親の気持ち
一人っ子だと家業を継がせる
ために、男を持つ家庭が増え
男余りとなっている人口構造
低高所得層経済格差拡大中
女性の社会進出etc...
これらの歪みを埋めるのは
容易ではありません。。
◆なぜ私は旅へ？
この問いは、一見上記と関係が
さっぱりないように見えます
が､上記恋愛ジャンル話も含め
海外で異なる文化に触れられる
ことは動機づけの1つです
異文化の恋愛相談ともなると、
いち早い理解のために脳内は
超フル回転
海外の経済分析も面白い
海外では日本で考えられない
境遇に置かれ、悩んでいる人
に少なからず出くわすことも。
｢自分は何でこんなちっぽけな
ことに悩んでいるのかな？｣と
ある種リセットボタンを押せます
環境が人に与える影響は大きく
異なる環境に身を置いてみて、
一時的に感情が高ぶっている
点は否めませんが
日本人である自分や日本国を
客観的に見直せる良い機会と
なることは間違いありません
海外に行く程、日本好きに…
海外で綺麗な景色を見ること
より、上記恋愛相談でさえも
真剣に向き合い､考える方が
何より深い思い出となります
まだまだやめられそうにない
そんな自分の飽きのなさに
呆れる気持ちはありますが
サラリーマンでも踏ん張りつつ
今20代の時間を後悔なきよう
過ごさねばなりません
次はどこへ行くか！？
かなり今更ですが、
中国の恋愛相談は中国の人に
した方が効果的なんじゃ…？
いや、一度引き受けた身なので
効果的なアドバイスできるよう
これからも精進してまいります
異文化理解も語学力も、です
ひよっ子ですが、頑張ります
以上。 西安編
今回の中国編＜西安＞
前回の中国編＜成都・チベット＞