V-max1200復活計画 | まさかの坂を登ったら

まさかの坂を登ったら

まさかの出来事の思い出

35歳のときバイクの大型免許を所得して

 

隼にするかv-maxにするか悩んで

 

結局、高校生の時から憧れていたv-maxを選びました。

 

あれから21年経ち最近は2年前にエンジン掛けたっきりでした。

 

隼に浮気しまくりでしたね。

 

v-maxは妻の実家の石狩まで2回も自走したり

 

妻とタンデムツーリングしたり、娘も息子も後ろに乗せて走ったり。

 

息子はVブースト効かせたら加速が怖かったようで2度と乗ってくれませんでした。

 

ツーリングに行ったらこのv-maxとニンジャは必ず見たものでしたが最近はv-maxも

 

減ってきたのかあまり見ませんね。

 

 

火事の時も、妻の問題の時も周りの助けもあって手放さずに過ごせた戦友のようなv-max。

 

先日の婿さんとのツーリングでちょっとバイク熱が上がりまして

 

そんなv-maxを引っ張り出してみましたよ。

 

 

カバーを3重に掛けていたのでホコリは凄いけどサビは思っていたより少ないかな。

 

フロントフォークとかメッキ部にはサビ止めスプレーを塗布していたのも効いたかも。

 

 

ちょっとショックだったのがオーリンズリアサスがオイル漏れしてました。

 

 

これはオーバーホール出しましょう。

 

翌日の朝から点検分解整備を始めます。

 

まずはバッテリー交換しました。

 

重たい秋月電子さんのと同じタフなv-max用バッテリーです。

 

バッテリー交換を終えてオンにするもVブーストの作動音もフューエルポンプの作動音も

 

しません。あらら~。

 

ここでちょうどバイク屋さんの先輩が登場。キャンプに行ったお土産を持ってきてくれました。

 

状況をみて色々とアドバイス頂けまして、さらにオーバーホール予定のリアサスの代替品も

 

持ってきてくれました。助かります~。

 

とりあえずキャブの様子を見ようとバラしていきます。

 

 

キャブはインシュレーターは破れてないけど動きが渋い。

 

やっぱりガソリンが経年劣化でガム状になってるのでしょう。

 

ニードルにも粘っこいのが着いてますし。

 

車体に付けたままのキャブにキャブクリーをぶち込みます。

 

その間にフューエルポンプも分解してみましたが

 

通電時に一度ペコってなってそれ以降動かず。

 

 

お亡くなりになったようですね。これは交換決定。

 

タンク内もサビが凄い。隼でもやりましたしサビ取りしましょう。

 

タンク外すの大変なんですけどね。

 

懐かしのBEETのバックステップを外して仮のリアサス外して

 

シートレール下のフレーム外してタンクの向きを変えながら取り出し成功。

 

 

洗浄・サビ取り・サビ防止の工程で処理します。

 

 

一晩サビ取り溶液入れて初日はここまで。

 

 

二日目。

 

昨晩いろいろ考えてやはりキャブは外します。

 

Vブーストも作動音しないから固着が疑われるし。

 

20年以上所持してきましたが初めてキャブを外します。

 

 

はい、取れました。

 

例の先輩さんに相談してキャブのオーバーホールは依頼することにしました。

 

そこまでバラしたならってことでヘッドカバーガスケットとインシュレーターも

 

交換することにして部品発注もお願いすることに。

 

 

タンクの処理と乾燥も終わり元に戻しましょう。

 

ここから戻せるとこまで戻します。

 

 

インシュレーター部とエキパイにビニールで養生して

 

エアクリーナーBOXやら外装を戻して完了です。

 

 

 

キャブとリアサス持ち込んでオーバーホールしてもらって

 

頼んだ部品と冷却水やオイル交換してフロントフォークもオイル漏れしてるから

 

タイヤ交換時にそれもお願いして、あとは車検取れば復活できるでしょう。

 

 

 

おまけで・・・先日行った婿さんとのツーリングで隼も釘拾って来たようですわ。

 

 

新品タイヤでツーリング行って釘拾うのって・・・実は2度目です。

 

ツーリング用に買ったパンク修理キットが役に立ちました。

 

 

このあと適正な長さにカットしてエア入れて石鹸水で確認して無事終了です。

 

これで厄が落とせたと思いましょうかね。

 

 

2日間立ったり座ったりタンク持って振ったりと結構疲れましたが

 

たっぷりとバイクいじれて楽しかったし先が見えたのでスッキリしました~。