市長への手紙⑩(資源ゴミ回収についての提案) | いち江南市民のブログ

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 資源ごみ回収について、再再再度?市長への手紙を出しました。

 

 

 現在行われている資源ゴミ収集改革について、一意見として聞いていたただければ幸いです。

 プラ容器とペットボトル別回収案は、改革の第一歩として前向きでよい案だと思うのですが、懸念されるのは既設の可燃ごみ置き場で回収する点です。なぜならば可燃ごみ置き場は、区によって設置場所・方法に大きな違いがあり、実現するにはクリアすべき様々な問題があると思われるからです。

 そこで、従来の資源ゴミ集積場所を回収場所とするのはどうでしょうか。資源ゴミ集積場所にプラ容器、ペットボトルそれぞれの回収ポイントを設置し(立札などで明示)そこで週一決められた曜日に回収するというものです。可燃ごみ置き場に比べ、距離が遠くなり利便性に欠けますが、もともとそこは市民がプラ容器とペットボトルを運んでいた場所です。市民が負う労力は変わりません。一方で、この2種に関しては当番なし、専用袋使用ということで、今まで時間制限により区の資源ゴミ回収が利用できなかった市民も利用できるようになります。したがって、より多くの市民が参加できるという意味で、現行のやり方より改善されたごみ回収方法になります。

 なお、プラ容器とペットボトル以外の資源ゴミに関しては、今まで通り月2回の回収法を続けるしかないと思います。残念ながら立ち当番、制限時間ありのこのやり方は、いきなり変えるのは無理と考えられます。しかしながら目標は、あくまで「立ち当番なし」を目指していただきたいのです。すなわち従来のやり方と並行して改革を進めていく、例えば、プラ容器、ペットボトルから始まって、次は空き瓶・缶、次は鉄・布類というように無人回収の方法を増やしていき、3年後ぐらいをめどに、完全無人化を実現するといった計画が現実的ではないでしょうか。無人化のシステムが完成したら次に区内の資源ごみ集積場所増設にも取り組むことが出来ます。

 明確な資源ゴミ回収最終ビジョンを示すことによって、市民も安心して改革の第一歩を受け入れることが出来ます。今、必要なのは段階をふまえた改革案の策定なのでは、と思います。是非ともご検討よろしくお願いします。