いつもドラマは録画して後から都合のいい時に見るのだが、今夜はほとんどリアルタイムで見た。

今月末でこちらへ引っ越ししてから2年となり、いろんな疲れがでてきて土日は爆睡していたのである。

(仕事中、ふと紙に書いたことばが「ぱんぱん」「いっぱいいっぱい」だったのだ。)

 

感想:

① 高橋一生が好きすぎる。

 

② ドクター・キリコがいい女過ぎる。

 

③ 最後がハッピー・エンドでないところがいい。

 

そういえば、原作にもブラック・ジャックとドクター・キリコが対立した挙げ句に患者が死んでしまい、ブラック・ジャックが「俺たちは馬鹿だ」と頭を抱えるエピソードがあった。

 

④「払います、一生かかっても払います!」この原作エピソードは読んだ。

原作では「ちゃんとお小遣いをあげているのに超ドケチな母親がいて、息子がなぜだろうと思っていたら実は自分が子供の頃大病をして、その時母が『一生かかっても払います!』とさる名医(ブラック・ジャックではない)に頼み、助けてもらった。その後その医者は亡くなり、医者の妻が『もういいですから』というのに頑固に母は払い続けていたのだった。息子(いい中年)はそれを知って声をあげて大泣きし、『おかあさん、僕のおかあさん!』と母親のところに駆けつけると、母はなにかの発作で危篤になっていた。居合わせたブラック・ジャックが「¥(金額忘れました。当時の物価を覚えていない)かかりますが手術しますか?」と言うと、息子が『払います、一生かかっても払います!』と言うのをブラック・ジャックが『その言葉が聞きたかった』と満足して笑う」というエピソードでした。

 

⑤同じ感想が今頃ネットに溢れていると思いますが、

 

ドクター・キリコの「死に行く者の寿命を無理矢理延ばすのは人間だけ。なぜそんなことが必要なの?」

というのは現代の一番重要な課題である。

 

「人生100年時代」ですか。

別にそれもいいんですけどね。

いや、わたし仕事好きだし、(年の割には)わりと健康だし、働きますけどね。

 

でも、周りに面倒かけてまで長生きしたくないんですけどね。

不自然に生かされるのも嫌なんですけどね。

わたしの場合は独り身なので、「一生かかっても」と言う人が100%いないことがせめてもの救いである。

 

でも、人間は「死のうとしている人は助けてしまう」生き物なのだなあ。

 

あともうひとつ、思いだしたことがありますが、それは別記事で。