毎晩お風呂の後、コンパクトマッサージャーに座って15分読書するのが習慣なのだが、今日の「パワハラ」関係の本で「ビッグファイブ」なる性格診断がでてきたので、無料サイトを見つけてやってみた。
結果:「あなたは指導力のある、少し無責任な人です」。
あら。
外向性:85%
協調性:30%(つまりかなり排他的)
勤勉性:52%
情動性:83% (つまり論理性が低い)
創造性:73%。
無料でできる性格診断には、他に
①エゴグラム
②エニアグラム
があります。
このうち、②エニアグラムは「あなたが20歳の時」を想像してやるのでいつも変わらないのだが(わたしは「研究者タイプ」に近い「芸術家タイプ」)、①エゴグラムはその時の状況によって変わるので興味深い。
これはCP(父親らしい厳しさ)・MP(母親のような優しさ)・A(論理性)・FC(子供の無邪気さ)・AC(従順な子供)の、どの数値が高いかでその人の性格を見るもので。
わたしは若い頃、典型的なUカーブの「根暗タイプ」であった。
(自分に厳しく、ひたすら落ち込むタイプ)
が、ある時、上司に不満を泣いて訴えたところ、彼の答が
「きみは正社員なんだから、それくらい我慢してくれなくっちゃ困るじゃん」
あら。
だったので、
その途端、「だめだこりゃ。上司なんか信用していたら仕方ないわ」になり、ACがぴょこーんと下がり、代わりにFCの「ワタシはワタシのやりたいようにやらせてもらいますっ」が跳ね上がった。
以来、ACが高くなることは絶えてないのである。
結果、できた性格が「好奇心豊かな野次馬タイプ」。
これが経理部に異動になると、Aの論理性が一番高い「山型タイプ」となり、無職となるとFCだけが高く、他は平均値の「フリータータイプ」となった。
前の職場で年長になり、皆に頼られ始まると、MPも高い「M型お姉さんタイプ」となった。
退職すると、全部が平均値の「こういう人も珍しいですタイプ」となった。
性格なんて、いくらでも変わるのである。
なのでわたしは新卒の就職面接に今もあるらしい、「あなたはどんな性格ですか?」という質問が大嫌いである。意味ない。そんなの、20歳やそこらでわかるわけないじゃん。
参考までに、「こういう人と結婚したいな」という性格を頭に描いて答えていったら、ドンピシャで「これぞ理想のタイプ」となった。
今やったら、どうなるのかしら。
3つともネットで無料でできるので、興味があればやってみて下さい。