しつこく「クレーマー」シリーズ。
派遣の仕事は今週からローテーション制になり、今は「コールセンター受付の件をカスタマーサービス各員に割り振る」仕事をしている。最初は「?こんなの自動的にやればいいじゃん?」と思っていたが、これがなかなか奥が深い。
毎日誰かから、「誰それさんの件、誰にあげた?今コールセンターから電話があって、『2度目があった。早くして!』と言ってるから伝えて!」と殺気だった声が響いてくる。
どうやら、「3度目のコールでクレーマー完成」というルールがあるらしい。
という理解に本書は沿っていて、
「①困るなあ・・・→②えっ、そういう態度(不満)→③ちょっと、いい加減にしろよ!(怒りが爆発)」
というルートでクレーマーは完成するようである。
そして一度クレームが出たら最後、クレーム処理には通常の仕事の少なくとも3倍、下手したら5倍の時間を取られる。
いや、それで済めばいいのだが、SNSに投稿なんかされた日にはもう、悲惨である。
つまり、②から③へ発展する前にクレームはすべからく防がなくてはならないのだ。
で、①から②に至るまでは、というとこれは個人差があって、先日「いくら待っても返事がないじゃないか!」という内容の2件目の入電は1回目の15分後であった。
かというと、昨年の仕事(しょうもない上司のいた所ではなく、その後の小規模でみんな仲良しの職場)では、「待ってたんだけど・・・」の最初の電話履歴を見ると、「え?え?3日前??」
お客さま、3日も我慢して待たないでください!!(悲鳴)
せめて翌々日には「昨日1日待ったけどまだこない」と言って!
欧米人はというと、これがひどく、一度「送信先がいつそのメールを開封したか、削除したかがわかるメールソフト」を使っていたのだが、「あっ捨てた(悲鳴)」。なんと、1週間読まずにいたうちに、面倒臭くなって読まずに削除したらしいという・・・のが、頻繁にあったのである。
参考までに先日わたしが大暴れして落ち込んだ業者はというと、3回どころか5回失言行動をしているので、ええと(困)。
消費者側はということ、①から②にいたるまで、正しく不満を主張しなくてはならない。
で、対応する側はというと、②を間違えると大変なことになるわけで。
つまりSNSの炎上で言うと、バイトテロの謝罪広告②で、
「えーと、今回の事件はアルバイトが勝手にやったことで、当社には一切責任がありません」
が一番よくない。
と、いうわけで、
今日もきました。
午後4時半に、「今日中に対応しなきゃ許さんコール」。
赤のマーカーを引いて、「『5時までに絶対電話しろ』だそうです。」
担当者「えー(悲鳴)!!!」
なぜ「今日中」でなければならないかったのか。
1.電話窓口の態度があまりにひどかった。
2.明日以降旅行に出たり、入院したりする予定があった。
3.本当に対応してくれるかどうか、誠意を見たかった。
4.ただ単に、「ものすごく心配性な人だった」。
いろいろな可能性があるのだが。
無職で時々バイト生活になること2年。
今日、初めて10万円の貯金ができた。
嬉しくて友だちにLINE。
全国の働く皆さんに幸あれ。