2年前、引っ越ししたてでぐったりとベッドでうとうとしている時に見ました。
なので前半はところどころ寝ており、後半「面白いじゃん。いいところ見逃した」と思っていたので、通しで見ました。
何が笑えたかって、探偵さんが「依頼人は誰だ!」と殺し屋に襲われて、
「フリオ・イグレシアスだ!」
ずとーん。
ああ、いましたっけ、2000年頃にそういう人が(笑)。
あと、最後にマフィアの兄弟がトム・クルーズに逃げられ、「あのガキをなんとかしろ!」と騒いでいるあいだに、冷静な秘書?のお姉さんが「えー、その『クソガキ』さまがおみえです」。
で、唖然とする兄弟の顔がそっくりなのでまた笑える。
ただのボンボンだったはずのトム君がマフィアもFBIも出し抜くような真似をして、あまつさえ後半は「ミッション・インポッシブル」ばりのアクションをするのが映画といえば映画なのだが。
マフィアの兄弟がトム君の「えー、お客様」トークを聞くうち、
(やるじゃん、こいつ・・・)
風の顔になっていくのがよいです。
ジーン・ハックマンは今回も「ワルになりきれない、女性に弱い男」でした。
一番得をしたのは、出来た弟のおかげで自由とお金と彼女を手にしたお兄ちゃんである。
あと、奥さんの顔が「リカちゃん」がブームになる前に日本市場に出回っていた着せ替え人形「タミーちゃん」そっくりだなあと思いました。日本人はあまり美しいとは思わないけれど、アメリカ人はこういう顔が美人なんですね。
2時間半、まったくあきませんでした。