来週末がオンライン講座の最初の試験、ということで今日も朝から缶詰状態でせっせと勉強に励んでいたのだが、

 

お昼の後、「?」

 

お腹は空いていないのだが。

 

「なんか、何かを無心に食べなくては気が済まない気がする・・・。」

コンビニに走っていって100円スナック一袋一気食いしました。

 

はい、私はストレスがたまると「食べる」に走る人なんですよね(嘆息)。

 

 

最近の小説のキーワードは「貧困・孤独・ネット」かなあ、と思って読んだら、

「あ、このタイトルって『逆説』なのね。」

 

「あなたはひとりだけれど、ひとりじゃない」という話でした。

 

学校に行っていない戸籍のない少女がいて、水商売のおかあさんと一緒に暮らしているが、おかあさんが

「あいつが来たのよ!」

と言い出すと、いつも引っ越して回らなければならない。

 

まあ、「あいつ」っていうのは多分父親で、ヤクザかDVかなんかで、見つかるとひどい目に遭わされるんだろうな・・・

 

と、ヒロインも読者もそう思って読んでいるのだが。

 

途中、パトカーが来たあたりから、

「あれっひょっとして『訳あり』なのは、おかあさんの方?」

リバー・フェニックスの映画「旅立ちの時」を思い出したら、やっぱりそうでした。

しかも、少女の出生にかかわる重大な事実。

 

でも少女はおかあさんを信じているし愛しているので、この危機をなんとか乗り越えようとする。

 

なぜか「狸の置物」が置いてある古物屋のおじいさんと、その甥(だっけ?)の助けを借りて。

 

この二人と少女の関係がベタベタしていなくていい。

 

二人と少女は、いつのまにか少女が「この二人とずっと一緒にいられればいい」という絆で結ばれているのだ。

 

このまま平和に終わるかな、と思っていたら・・・。

「そんなあ(悲鳴)。」

 

でも、少女は二人の助けを借りて、無事に乗り越えていけるのだろう。

 

 

この作家さんは読むのは初めてなのだが、ひょっとしてどこかで「狸の置物」を見つけて、

「この狸を『親友』と呼んでいる女の子がいるとする。

その子はどういう子かというと、、」

と考えながら話を組み立てていったのかな、と思いました。

 

明日はジムでアクアビクスがある日だから、ちょっと一息する予定。