『ランチ酒』の続編である。

 

離婚して、娘の親権は元夫に譲って、「見守り屋」をしているヒロイン自身と周囲の人を巡る短編集だが、前書に続いて出てきた「新藤さん」のキャラクターが興味深い。

 

「俺なんて一流大出て、すごい年収をもらっていて、寄ってくる女なんていっぱいいて、」

 

じゃあ、なぜあなたは誰とも結婚しないの?

 

「自分の価値っていったいなんだろう」ということを考え直さないと、彼は一生幸せにはなれないのではないだろうか。

 

コロナ休?もあと1日。

熱は下がったけれど、今はドライマウスに悩まされています。