芥川賞受賞作ですね。
これも、受賞直後に某雑誌に掲載されたのを、
「読みたいなあ。買おうかなあ。でも雑誌、高いなあ。」
と思っていたのを、やっと図書館で借りて読んだものです。
書評としては、
「『むらさきのスカートの女』は実在したのか?
主人公の幻想ではないのか?」とあったが、
途中まで読んで、私は、
「『むらさきのスカートの女』って、これ、自分のことじゃないかな?」
と思っていた。
でも、いたんですね、本当に。
最後まで読んだ私の感想は、
「ああ、主人公は、誰かに存在を認めて愛されたかったのだな・・・」。
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