
アメリカの大学の板書で驚いたことベスト3
アメリカのドラマとかで
アメリカのハイスクールやカレッジの様子は
いろいろ見ていたので
知っていた部分も多くありました
それでも
アメリカの大学に入学して
驚いたことが
いくつかありました
私は
大学4年生まで
日本の公立の学校に
お世話になりました
その後、
アメリカの州立大学に
3年ほど留学しました
留学にあたっては
自分でいろいろと調べたことは
調べましたが
特に留学の準備もせずに
入学しました
多くの人は
語学学校で
英語を勉強すると思います
でも私は
幸か不幸か
TOEFLの合格基準を
大学4年生のときに満たしていたので
語学研修なしで
すぐに大学の授業を履修できたのです
ですので
英語だけでなく
アメリカの学生について
何も知らずに入学しました
大学に入る前の
語学研修などで
大学の授業の受け方とか
学生生活の送り方など
いろいろと習う機会が
あると思うのですが
私は
そのあたり
準備不足で入学しました
驚いたことは
いろいろありましたが
今でもよく覚えている衝撃は
授業でのことです
クラスの形式は
いろいろでしたが
先生(講師や教授)が
クラスの中心になって授業を進めるのは
同じでした
黒板やホワイトボードもあり
(私のときは黒板はもうありませんでしたかね)
先生が板書するスタイルも
同じでした
その板書ですが
驚いたことが
実は3つありました
1つは
先生の字が汚いこと
です
英語での板書ですが
ほとんど読めない先生が大半でした
日本の先生も
特に大学の先生は
ミミズ以下の文字の人も
珍しくはありませんでした
でも
多くの人は
アルファベットも
もっと読みやすかったと思うのです
もしかしたら
私がアメリカ人の手書きに
慣れていなかっただけかもしれません
でも
今考えても
総じて(平均化したら)
アメリカの先生の字は
汚いと思います
もしかしたら
「字をきれいに書く」
という考え方自体が
ないのかもしれません
日本は
「字を丁寧に書く」
「綺麗な字を書くひとは偉い」
みたいなところが
あると思います
書道文化があるからかもしれません
その辺の理屈はともかく
アメリカの大学の授業で
驚いたことの1つ目は
先生の字が汚いこと
でした
2つ目は
基本的に
大文字しか使わないこと
でした
これは
先生に限ったことではないかもしれません
板書をするとき
大文字しか使わない先生が
結構いたことに
驚きました
これは
ちょっと盛っているかもしれません
普通に
小文字を使う人もいました
でも
大文字しか使わない人も
結構な人数がいるのです
実は
強調するときとか
丁寧に書こうとするとき
大文字で書く
という文化があります
(文化じゃないかもしれませんが)
そういう意味もこめて
敢えて
板書は大文字
という先生が
たまたま複数いたのかもしれません
それでも
大文字しか使わない人も
実際にいます
小文字を知らないだけかも
しれません
私も
小学生の頃
(まだ英語を勉強する前)
小文字を知らなかったので
a とか r は
読めませんでした
アメリカ人やイギリス人にも
もしかしたら
小文字が苦手な人もいるのかもしれません
でも
それはさておき・・・
私が大学で驚いたのは
板書をするとき
大文字しか書かない先生もいた
ということです
余談ですが
アルファベットには
そもそも「小文字」はありませんでした
アルファベットの
歴史の話です
読みやすさを考慮して
後になって
小文字ができたのだそうです
大文字・小文字に関係する記事は
以前にこんなのを書きましたので
時間のある方は
是非お読みください
BVLGARI のスペルが U ではなく V となっている理由はご存じですよね? | 翻訳で食べていく方法★プロの翻訳者養成所 (ameblo.jp)
更に余談ですが・・・
アメリカでは
名簿などで
苗字を大文字で記録することが
多いです
そして
苗字のアルファベット順で管理されることが
多いと思います
ですから
BIDEN, Joseph Robinette Jr.
BUSH, George Herbert Walker
BUSH, George Walker
CLINTON, William Jefferson
OBAMA, Barack Hussein II
TRUMP, Donald John
アメリカの名簿は
こんな風に並んでいます
話しは逸れましたが・・・
それから
アメリカの大学で驚いたことは
先生に限らず
学生も
ノートに書くとき
筆記体をまず使わない
ということです
これが驚いたことの
3つ目です
もしかしたら
筆記体を書けない人の方が
多いかもしれません
実は筆記体を書ける人って
日本で言えば
書道がうまくできる人
みたいな感じで
とくに練習をしている人だけ
なのです
ですから
一般の学生は
ほとんどが
ブロック体で書きます
字の上手い子が
筆記体で書く
というイメージで合っているでしょうか・・・
大学に入りたてのころ
私は
大学生ともなれば
みんな
筆記体でスラスラ
綺麗な字を書くのだろうなぁと
勝手に思い・・・
自分でも
一生懸命に
中学で習った筆記体を思い出しながら
書いていました
すると
友だちから
「すごい!カリグラフィーができるんだ!」
と言って
驚かれたことがあります
カリグラフィーとは
アルファベットの習字みたいなもので
飾り文字ですかね・・・
綺麗に書く
アートのようなものです
ということで
アメリカ人の多くは
筆記体を使わない
ということにも
驚きました
Photo by National Cancer Institute on Unsplash
さて、
アメリカの大学の講義で
驚いたことは
実はこの3つくらいでした
みなさんは
他に驚いたことって
あるんですかね?
私は
以上の3つ以外は
あまり
日本と大きな違いはないなぁ
とは思いました
でも
この3つは
私にとって大きなショックでした
ちなみに
英語の授業
つまり
日本で言えば
国語の授業ですが・・・
英語の先生は
この3つに反して
・大文字と小文字をきちんと使う
・筆記体で板書する
・字がきれい
でした
もしかしたら
私が習った先生が
偶然そうだったのかもしれません
が、
英語の授業は2つ履修しましたが
いずれもきれいでした
あ、
それと
スペイン語のクラスも
いくつか履修しましたが
スペイン語の先生も
字がとてもきれいでしたね
筆記体ではなかった気がしますが・・・
私が大学に行った
カリフォルニア州の地域では
人口の大半がスペイン語を母国語とするところだったので
ほぼ国語的な扱いでした
余談ですが・・・
私は
特に社会人になってから
手書きをすることが
めっぽう減りました
たまに書くと
手が慣れていなさ過ぎて
まったく字が書けないときがあります
また
10行くらい書くと
もうへとへとです
お客様に
ときどき手書きで
手紙を書いたりするのですが
(心がこもってその方が良いと言われるので)
私の手書きだと
あまりにも汚くて
逆効果なような気がします
少し時間をとって
手書きの練習もしたいなぁと
常々思っているのですが
思い始めて
もう10年近く経っていますwww
そろそろ
何かを始めたいなぁと思います
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました
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