丸山の取扱分野
おはようございます。
丸山@実務翻訳者養成所です。
昨日は私の扱っている言語のお話をしましたが、
今日は仕事をしている主な分野の話です。
翻訳者になるためには、
よく、専門分野がないとダメ、
といわれると思います。
確かに必要です。
専門分野でなければまともな文章は書けません。
翻訳する文章とは自分の書く文章です。
自分で書けない文章は、書けません。
(当たり前です)
ということで、自分の書ける文章の分野、
それが専門分野ということになります。
私の専門分野は
金融・マーケット・財務・法律文書です。
投資信託を扱う保険会社の事務所にいたことがきっかけで
この道に入りました。
しかし今、この分野で仕事をしているのは、
その会社を辞めてからの勉強・慣れです。
では専門分野がない人は翻訳をできないでしょうか?
そんなことはありません。
一般的なビジネス文書や、通信文などの仕事もあります。
ただ、そのような分野の仕事は圧倒的に少ないです。
翻訳を依頼する側から考えれば簡単にわかるでしょう。
わざわざそのような文章をお金を出してまで依頼しないのです。
ビジネスになりません。
翻訳で食べていけるようにはなりません。
だから、専門分野を持った方が有利です。
単価も高くなります。
私も現在は専門分野の単価は
通常の仕事の2倍以上だと思います。
専門性が高く、需要のある分野だからということもあります。
駆け出しのころは専門分野の仕事もまともにできなかったので、
それで思い切ってフランス語やスペイン語の仕事も引き受けた、
というのが6ヶ国語をビジネスにしている理由です。
また最初の頃は、専門分野の仕事もなく、
マニュアルから絵本の下訳まで、あらゆる仕事を引き受けました。
私は割りと早いうちから翻訳で独立しているので、
このような手段で収入を確保してきたのです
メディアの出演・取材
執筆・講演などの依頼は
こちらの所属事務所からよろしくお願いいたします
ランキングに参加しています!クリックして投票をお願いします。
◆Twitter◆
丸山清志 🇯🇵『WHOLE』(コリン・キャンベル著)翻訳者/Seishi Maruyamaさん (@marusan_jp) / Twitter
◆Instagram◆
拙訳書『WHOLE がんとあらゆる生活習慣病を予防する最先端栄養学』
T・コリン・キャンベル、ハワード・ジェイコブソン 著 鈴木晴恵 監修 丸山清志 翻訳
絶賛発売中!