今回のテーマは、【聖武天皇と大仏づくり】です

 

 

個人的に、この単元、ものすごく好きです!

 

 

内容が面白く、

 

 

子供たちの対話も生まれやすいからです

 

 

 

 

さて、この授業は、「聖武天皇の政策の評価してみよう」と投げかけます

 

パフォーマンス的な課題なので面白いです

 

 

 

 

 

導入資料は、なんと言っても

 

東大寺の大仏です

 

 

 

 

 

強調点は、もちろん、その大きさです

 

座高約  15メートル

 

耳の長さ 約2.5メートル

 

手のひらの長さ 約2.5メートル

 

ですから、類を見ない大きさです

 

 

 

 

 

私は、大きさを強調するために、

 

・運動場に実物を書いた

 

・手だけを黒板に貼った

 

・高さを巻き尺で測らせた

 

などの手法を使ったことがあります

 

 

どれも面白かったので、子供たちに体験させてみると面白いです

 

 

大切なことは「強調」です

 

 

大きさの強調があれば

 

 

「なぜ、こんなにも大きな大仏を建てたのか」

 

 

の疑問が生まれます

 

 

この疑問から子供たちと出発です

 

 

 

 

 

 

その後は、教科書、資料集を用いて調べていきましょう!

 

調べていくと、仏教の力で世の中の混乱を治めようとした聖武天皇の考えが見えてきます

 

これほど大きな大仏をつくる必要があった、当時の混乱とはいったいどれほどのことだったのでしょう

 

想像することに歴史の面白さがありますね

 

 

 

 

 

また、大仏作りにつかわれた金属は全国から集められます

 

このことからも聖武天皇の力の大きさが図れます

 

 

 

 

豆知識ですが、

 

大仏作りは、水銀などを使うことから、日本で初めての公害だったとも言われてます

 

それほど過酷だったわけです

 

 

 

しかし、渡来人を起用したり、全国から農民を集めたりするなど、聖武天皇は工夫を重ねたわけです

 

意気込みは熱いものがありますね

 

 

 

さらに、渡来人の子孫である行基を大仏作りの役に任命するなど、国をあげての大工事になりました

 

 

過酷さ、大変さだけででなく

 

仏教の力で国を治めようとした聖武天皇の思いがわかるように

 

授業を展開することが大切です

 

 

 

 

さて、あなたは聖武天皇の政策をどのように評価しますか?

 

10満点で点数を表してみましょう!

 

必ず理由もそえるようにしましょう!

 

 

 

 

では、これで終了です!

 

お楽しみ様でした!(^^)