ちょっと前の話になりますが、
囲碁のボードゲームと囲碁絵本のはなしです。
去年の冬から、息子が囲碁に興味を持ちはじめました。
Eテレの「囲碁フォーカス」を観始めて、石を並べる行為にとても魅力を感じるみたいで。
冷蔵庫とマグネットで大盤解説のまねをしたり。
2019年の年末、大型書店の玩具コーナーで『囲碁が欲しい~』とかなり粘られました。
クリスマス直前だったので『お年玉で買ったら~』とかわしました。
そうしたら本当にお年玉で買いましたよ。
基本的な石の置き方、ルールは囲碁と同じですが
正式な囲碁よりも小さな盤で勝敗のつけ方もわかりやすくなっています。
囲碁棋士の王銘琬九段考案です。
対象年齢6歳以上なので4歳息子にはちょっと難しい感じでしたが、囲んだら石を取れる(取られる)など教えながらぎりぎり遊べます。私もルール説明を読みながら探り探りです。
囲碁の絵本があったので買ってみました。
『いごってなあに?』
作:小林泉美(囲碁棋士6段)
画:荻並トシコ
協力・推薦:張 栩(囲碁棋士9段)
ぶんしん出版
<出てくるもの>
・囲碁
・白猫
・黒猫
本編は碁石に扮した黒猫白猫と歌うようにリズムよく、囲碁の楽しさを感じられる内容です。
囲碁は将棋よりも抽象的で自由で、(個人的にはそこが分かりにくいのですが、)そこが囲碁の魅力であり、囲碁世界の広がりを表現した絵本だと思いました。
絵本の見返しに囲碁の道具の解説、本編のあとに4コマ漫画で囲碁のルールが説明されています。
この4コマ仕立てのルール説明が分かりやすくて、子ども向け囲碁の入門書を読んでもピンとこなかった事が腑に落ちました。
ねこがかわいいし、表紙のねこの絵はちょっとぷっくりとした立体加工がされていて、随所にこだわりがある絵本です。
作者の小林泉美先生と張栩先生はご夫婦だそうです。
張栩先生はりんごモチーフの囲碁ゲームを監修しています。
(これかわいいんですよね。)
最近は息子の中の囲碁ブームは落ち着いてきてますが、私も夫も息子がきっかけで囲碁に興味が出てきました。
<おまけ写真>
並べはてきとー。人形に見せて遊んでる
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将棋の絵本もいいんですよ。