ネタバレします。












関ケ原。

天下分け目だし、1600年だし、
覚えたら忘れない歴史だ。



乱世を望む心かー。

戦、特に関ケ原なんて、
一か八かの究極の博打だもんな。

そりゃ、火がついたら
とことん燃えるでしょうよ。

三成の言うことはごもっともで、
家康も心の奥底を見透かされて
ちょっとくらい動揺したと
思うけど。

家康はそんなことは
とっくに乗り越えてきたんだ。

瀬名や信康、家臣たちが
亡くなるたびに、
泰平の世のために戦をする、
という矛盾を
感じて、傷ついて、
自暴自棄になって、
本心が見えない人になって、
いろいろ思い悩み迷った先で
それでもわしはやらねばならぬ、
と言えるほどに悟ったのよ。

年齢が違う、経験が違う。

戦の場数というより、
気持ちの場数が違う。



三成は賢い人だ。

戦を始めた理由を問われて、
あんなに理路整然と話せないよ。



わくわくと同時にむなしさがある。

戦には絶対についてくる
気持ちなんだろう。

だからね。

家康と三成は
仲良くしてほしかったな。

お互いに学ぶことが
きっといっぱいあったと思うのよ。



茶々すごかったな。

憤怒の演技。

北川景子さんを初めて見た時
こんな美しい人間がいるんだ、
と思ったの。

だから余計に迫力があって。

あの勢いでののしられたら、
毛利しょんぼりだね。

それでも、出陣しなかったことは
秀頼にも毛利にも
有利に働いたと思う。

毛利って総大将なのに、
そこまで責任を取らされていない。

結果的に、阿茶局の言うとおりだ。

でも、茶々は
家康だけは信じない。

助けてくれなかった人だからね。



大坂の陣がまだある。

茶々からは最後まで目が離せない。



井伊直政の怪我が心配。

殿自ら手当てをしていて、
ふっと瀬名を思い出す。



直政は関ヶ原の2年後に
亡くなったそう。

銃弾が身体に残っていたとすれば
鉛中毒だよ…

誰よりも若い家臣で、
まだまだこれからという年齢で。

苦しい晩年だっただろうに、
めちゃくちゃ働いていたと知り、
せつなくなる。

おいらを家臣にして

よかったでしょう?



本多忠勝、蜻蛉切は
アドリブだったそうで。

今なら、
佐野美術館に行けば
実物が四方八方から
見られるらしいです。



そうそう、
小早川秀秋がこんなに
素敵に描かれるなんて。



秀忠、ドンマイ。

 

 

 

 

蜻蛉切について

少しだけ触れた記事はこちら