診断から現在までの治療 | 30代 進行性大腸癌~前を向いて

30代 進行性大腸癌~前を向いて

30代で進行性大腸がん余命2年を宣告されました。
毎日前向きに生きる決意をしました。

癌という病に無知だった私。

病気が発覚してから、病院の先生が神様に思えました。

神様は無情にも「抗がん剤治療をして余命2年です。抗がん剤治療をお勧めします」

はっきりと言いました。

大腸の腫瘍が2cmと小さかったため初期だと思われており、私自身からの痛みの申告、自分で他の病院で検査をしなければ転移は見逃されていたかもしれません。

1泊だけ入院し、肝臓の腫瘍を取り大腸の腫瘍と同じタイプか調べ、抗がん剤が決まりました。


2014年10月下旬から XELO + BL こちらの抗がん剤を6クール行いました。

末梢神経に副作用が強い抗がん剤で、冷たいものは投与後1週間以上は触れません。

1クール   正直手足の副作用以外は何もなく余裕な気がしました。

2クール   帰宅後から全身だるく体の節々が痛く嘔吐あり、なかなかきつかった。

3クール   血液検査は血小板が少し低下。

        吐き気止めを点滴他、飲み薬追加され吐き気はなし。体がダルイ重い、めまいがきつい。

4~6クール 血液検査は相変わらず血小板が低下、治療には影響なし。

        投与後3日目くらいまでは意外と元気。3日目位からめまい、ダルイ、体が重い。

        体が思うように動かない日が4日位続きました。


全体を通して手足、特に手のしびれは厄介で、家事をするのも手袋何重にするの?その位冷たいものには反応して野菜など切るのに苦労しました。

4クール目位から、なぜかイライラが激しく子供を怒ってばかり、家族にも言われると余計にイライラ。

それがとても辛かった。

毎日眠るときに反省。

副作用のせいなのかな?

今は落ち着いています。


去年の10月頃は座っていても体調悪い、歩くのもきつい、スーパーの買い物もやっと。

すぐ疲れる。お腹が重い。しんどい。キッチンでも座って野菜を切ったり。

そんな状態で、私自身「長くないかな、遺書でも書こうか」そのくらい調子が悪かったです。 


抗がん剤以外にも出来ることはやっています。

そのせいか?体調は急に回復(11月くらいかな?)

便秘も改善。食欲も増加。歩ける。

副作用の時期以外は元気に生活できています。


2014年12月、2015年3月にCTをとりました。

大腸は不明ですが派手に転移した肝臓、リンパ節の腫瘍は半分以下に縮小。

腫瘍マーカーもどんどん下がっています。


そして現在、この先の抗がん剤について検討中。

辞める決意をしたのですが、正直不安でいっぱい…