こちらあいにのオメガバースです
ご注意ください
前回からだいぶ期間が空いたので、1つ前のリンクを貼っておきます。こちら
デスマッチの収録が終わって、4人でぺちゃくちゃ喋りながら楽屋に戻る。
ガチャっとドアを開けると、部屋には誰もいなくてもしかしてトイレ?って、話してるとゴソゴソと音が。
ソファーから音がして、反対側に回ると丸まったカズがモゾモゾと寝返りをうっていた。
「あ、まーくん。」
俺らに気づいて顔をあげるけど、顔色は悪いし目じりには僅かに涙のあとが残っている。
慌ててもう一度寝かせて、電話してマネを呼んだ。
その間、みんなは交代でカズをみつつ次の仕事のために片付けていく。おれも、実はこのあと仕事が残ってて、もうタイムリミットが迫ってきてる。
少しでも寄り添いたいから、自分の片付けそっちのけで、楽な姿勢に変えたり手を握ったりした。
マネが迎えに来てくれる頃にはだいぶ落ち着いたようで、フラフラしながらも自力で車まで歩いていった。
その背中を見て、今日は絶対にまくぞと心に決めて、次の仕事に駆け出した。
どーしよ、もしかしたら変なとこで終わるかも。。。
その場合は、キリの良い所まで頑張るかそのままか……悩む。。