ルート治療専門院★はりきゅう治療室ほのか
院長の森川直美です
産婦人科クリニック11年勤務
不妊治療専門鍼灸院3年勤務
の経験を生かして
不妊症、婦人科疾患でお悩みの方に
少しでも不安や心配が軽減され
ご自身のお身体としっかり向き合うための
ルート治療や情報発信をしています
今回は子宮頸部異形成、子宮頸癌と
HPVワクチンについて
先日、子宮頸がん検診の受診啓発と
HPVワクチンの正しい知識の理解促進に取り組む
ティールブルージャパン主催のセミナーに参加
してきました
一般の方向けではどのような内容で
子宮頸がんやHPVワクチンが説明され
HPVワクチン接種がどのように推奨されるのか
を知りたくてセミナーに参加しました
子宮頸がんの原因とされる
ヒトパピロマウィルス(HPV)は
性交渉を行った女性であれば50%以上が
生涯に一度は感染するという一般的なウィルス
子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどの
がんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の
発生に関わっています
近年20~30代の若い女性が子宮頸がんに
かかる割合が多くなっています
そのためHPV感染を防ぐワクチン(HPVワクチン)
が小学6年生~高校1年生相当の女子を対象に
定期接種を公費で受けることができます
セミナーでは
●性交渉経験のある大多数がHPVウィルスに感染
→50~80/100人
●子宮頸がんになる人
→1.37/100人
●副反応(重度のアレルギー反応(*1)、
神経系の症状(*2)など)出る人
→0.08/100人
*1重度のアレルギー症状:呼吸困難、じんましん
*2神経系の症状:手足の力が入りにくい、頭痛、嘔吐、意識低下
それなので
HPVに対してHPVワクチンは有効だから
ワクチン接種で子宮頸部ガンを未然に防ごう
みたいなお話
でも接種をするしないの選択はあくまでも個人の判断、決断するための材料として今回のお話を参考にしてくださいとのことでした
たぶんこの話を聴いたら
そうなんだぁ
子宮頸がんになりたくないからワクチン接種は必要だよねってなると感じました
でもでもちょっと待ってください
病気を予防するためにワクチンを打つそのまえにしっかり知っておいてほしいことあります
まず注目したいのは
性交渉経験のある大多数(100人中50~80人)
がHPVウィルスに感染しているしかし残りの20~50人は感染していないということなんです
要は感染したとしてもウィルスが排泄できるかできないかが重要で現に感染しても2~5割の女性はウィルスを排泄できているんです
イコールHPVウィルスに感染して、子宮頸部異形成にまでなった方、そこから子宮頸癌にまでなってしまった方はウィルスを排泄する力が弱いので、子宮頚部だけの問題じゃなくて体全体に問題があるということになります
ヒトより風邪をひきやすかったり、インフルエンザにかかりやすかったり、免疫力が低下している状態だということ
じゃウィルスを排泄するためには
どうしたらいいのかということになりますが答えはごく当たり前以下のことに注意して生活すること
●免疫上げる
●ストレス減らす
●ちゃんと寝る
そうすれば全身の排泄力が高まり侵入してきたウィルスや排泄できずに残っているウィルスともサ・ヨ・ナ・ラできるのでHPV陽性から陰性になるわけです
自身の排泄力のバロメーターを知るには
女子の場合だったら
月経とおりもの
このツールでみていくのが大事
実際に子宮頸部異形成の方にルート治療すると治療後おりものがたくさんでると感想いただきます
おりもの増えるイコール自浄作用高まるということ
をねらってます
それなので、自分のおりものの正常、異常(量が多い、臭いが強い、色が変など)を知っておくこと大事
ウィルスの排泄力をあげるために先程申し上げた以下のこと●免疫上げる●ストレス減らす●ちゃんと寝る これにプラスして月経とおりものを整えること必須です
これができてプラスルート治療を受けていればワクチン接種はいらないんじゃないかと考える(例のごとくワクチン打っても100%ならないわけじゃなから)頼れるのは自身の排泄力(=免疫力)そのために、自分の生活、生き方を振り返ってみるのおススメです