ローランド仕事の流儀 | 火の魂カンパニー社長・野沢賢司のブログ

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30歳まで無職ニートな私が、「ある人の出会い」で人生が変わり社員数150名の社長となりました。まだまだ「夢の途中」ですが、“誰だってなりたい自分に必ずなれる”事を自身の成長を通して実証していきます。

どの業界でもトップを走る経営者は共通点がありますね。

ローランドも天才と思われがちだが徹底した教育そして基本の基本を口うるさく言う。

何を指導するのかと思ったら


・入り口のロッカーなんで空いてんの?
・ここ何で汚れてんの?
・靴汚れてる
・延長コードの配線嫌いなんだよ
・ハンガーを統一しないと気持ち悪い
・この紙袋なに?
・この使ってない加湿器なんだよ
・傘が無駄にある
・掃除してる?
・乾燥機のフィルターを歯ブラシ使って掃除しろよ
・上司が細かい仕事を部下に教えていない
・一つ妥協すると全てを妥協することにつながる
・サービスの低下しているGoogleの口コミ見てろよ
・今の店の評価を叱ることはない、しかし店の評価を上げようと思わないことは叱る


本物のリーダーは実に細かく口うるさい。

口煩くない甘いリーダーがいる組織は必ず崩壊します。

これは断言できます。


本物のリーダーの共通点は部下に口うるさく耳にタコができるくらい口煩く諦めない。


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真のリーダーは一つの事を妥協することが、組織を崩壊させることに直結している事を理解している。
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何故ならばプロフェッショナルとは一つ一つの細部を徹底的に妥協する事なく、全ての事に究極を追求し続けた人がプロの考え方であり「プロフェッショナルイズム」だから。



我々で置き換えるとたかが掃除でも

この掃除でいいのか?

この道具でいいのか?

ポップはこの位置で内容でいいのか?


調理はこれでいいのか?


盛り付けはこれでいいのか?


挨拶はこれでいいのか?


お客様を対応する表情動作言葉遣いなどもっといい方法はないか?


お客様は満足したのか?


自分ができることはないか?


チームでできることはないか?



今、新入社員にラーメン店の現場で商売の原理原則をお客様を通して学ばさせて頂いてます。



①お客様が私たちに求めていることは何か?


②私たちがお客様に求めていることは何か?



この2点を形にすることが商売の原理原則です。




私が出した①の答えは


「お腹すいた、美味しいラーメンを早く食べたい」


そして②の答えは


「何度も食べに来て欲しい」



この2点を追求し続けてお客様と働く人がWINWINになる事が商売であると私は考えています。



そして本物のリーダーは①②の事を誰よりも考え口煩く部下に指導します。


「また来て頂きたい」その思いを追求して日々改善し続けます。



誰よりも考えているから口うるさい細かいことまで言う、言わずにいられない何故ならお客様の事を大切に思い考えているから。


口うるさい人ほどお客様を大切に思い考えている証拠


そして部下に伝わらないのはお客様に対する思いを共有できていないから。



このブログを書きながら私の組織にまだまだ欠ける思いであると認識してきました。



恥ずかしながら現場で起きている問題は私の教育の責任です。



魂込めて伝えていきます!!



ローランド仕事の流儀