読売新聞電子版より
森鴎外と最初の妻、登志子の離婚に至る過程や関係などの文書3点が発見されて、鴎外研究者を喜んでいます。
私は、森鴎外のあまり良い読者ではないので、鴎外が離婚していた事を今回初めて知りましたが、その内容は、一言で言えば見出しの通り鴎外と登志子は「気性が合わず、文筆活動の妨げ」に他ならなかったようです。
また、鴎外と登志子が別居した当初は、離婚は考えていなかった事も解かり、なかなか興味深い文書です。
さて、現代に翻って考えますと、果たして貴重な文書が人知れず残る事はあるのかと疑問です。なぜならば、 現代はネットでメールの遣り取りでほとんどの事が済まされていて、肉筆で書かれた貴重な文書が残されるようにメールなどのネットでの遣り取りは残されるのだろうかと考えると、どうやら、現代人は、未来の人の為に文人等の歴史的資料が残る事は最早ないのだろうと思うと何だかさびしいです。