小学生の頃の私は、いわゆる「放置子」だったんだと思う。
髪は何年も切ってもらえず、洋服はサイズアウトした毛玉とシミだらけの服を2セットしか持ってなかった。
お風呂で身体や髪の洗い方をきちんと教えてもらったことはないし、夜も歯磨きをするものだと知ったのは、かなり大きくなってから。
髪が長くなって、洗うのが大変になってきたら、私は髪を洗うのをやめてしまった。
歯磨きも面倒でまともにしなくなった。
それでも母親は何も言わなかったし、どうでも良かったんだと思う。
私は、どんどん薄汚い子どもになっていった。
母親は、面倒だと言う理由だけで、私の世話を放棄していた。
ごはんを食べさせて、学校にさえ行かせていればいい。
そう思ってたんだろうなと思う。
親が自分をどんな風に扱っていたかで、自分で自分をどう扱うかが決まるんだろうね。
親に大切に扱われた人は、自分のことも当たり前に大切にできるんだと思う。
私のように、「面倒だから」と言う理由でぞんざいに扱われてきた人間は、自分のことも「面倒だから」と言う理由でぞんざいに扱うことが当たり前になる。
私は、そんなことに気がつかないままで大人になってしまったから、かなり意識をしていないと、今でも自分をぞんざいに扱ってしまう。
親からの刷り込みって、本当に恐ろしいね。