私が小学2年生の時に、お父さんが単身赴任することになった。
お父さんは家事も育児もしない人だったけど、私のことは可愛がってくれていて、お父さんのことは大好きだった。
そんなお父さんが家から居なくなって、私とお兄ちゃんとお母さんの3人暮らしが始まった。
お母さんは仕事に行くようになって、お兄ちゃんはいつも遊びに行ってて、私は一人で過ごすことが増えた。
仕事が忙しくなって、ここから本格的に放置されていった。
でも、お兄ちゃんのことは気になるようで、お兄ちゃんにはガミガミ怒って、2人はよく喧嘩してた。
お母さんとお兄ちゃんの喧嘩の板挟みになって、どっちの味方にもつけず、両方から怒られてた。
小学3年生から4年生くらいからかな?
単身赴任のお父さんがたまに帰ってくると、私たちが寝室に行くとすぐに両親が激しい喧嘩をするようになった。
お父さんが帰って来る度に、怒鳴り合う声を聞かされる。
怖くて仕方なかった。
お兄ちゃんと2人で手を繋いで、その時間をひたすら耐えてた。
ある時、いつものように喧嘩が始まって、布団を被ってじっと耐えていたら、お母さんの苦しそうな声が聞こえた。
首を絞められているような声で、お兄ちゃんの名前を呼んでた。
びっくりして、お兄ちゃんと一緒に階段を駆け下りて、2人のところに行った。
もう首は絞められてなかったけど、「ふざけんな!!」ってお父さんが叫んでた。
お母さんは「警察呼んで!」ってお兄ちゃんに興奮して言ってたけど、私たちは怖くて動けなかった。
「もういいから寝て」って言われて、お兄ちゃんと2階に戻った。
怖くて怖くてたまらなかった。
お兄ちゃんも同じだったみたいで、「一緒に来てくれてありがとう。また呼ばれたら一緒に来てな。」って言われた。