凸面鏡には気をつけろ!

 

 

今回の控訴審判決で、最も驚いたのは、次の一文。びっくり

 

カーブミラーは、凸面鏡であるため、対象物が実際より

 

小さく見えるので遠くに感ずる傾向があるから、安全確認の

 

手段としては補助なものにとどまることは当裁判所に顕著…

 

原文ママ、書いていますが、世の中に凸面鏡っていっぱいある。

 

車だと、ドアミラーがそうですよね。爆  笑

 

この判決文では、カーブミラーを見ていたこちらに対し、

 

判決文では、むしろマイナスの指摘がされています。

 

カーブミラによって被控訴人車を認識していたにも

 

かかわらず、本件交差点に進入するまで少し距離があると

 

判断し徐行するだけで目視することなく、そのまま直進…

 

要するに、目視しなかったら悪い! という論調なのです。ガーン

 

 

 

これ、拡張するとすごいことが起こります。

 

つまりカーブミラーを、ドアミラーに置き換えてみて下さい。

 

ドアミラーで見ても、意味がないどころか、オマエが悪い!ムキー

 

と裁判官に言われてしまうのです。目視しなかったらね。グラサン

 

後方を見るためのドアミラー。でも、後方を振り返って目視するか、

 

バックミラーで見ないと、安全確認としては劣るってこと。えーん

 

たまに、バックミラーも凸面鏡のものがありますが、それだとダメです。ポーン

 

当裁判所に顕著なので、横並びで適用されてしまいます。

 

あくまで安全確認の手段として補助なのです。ネガティブ

 

 

 

右折するとき、左折するとき、ドアミラーを見てもそれは補助。

 

でも困ったことに、原付や自転車などは左に寄せて走れ、といわれますが、

 

ドアミラーでしか見えない位置を走っていると、

 

例え事故になっても、原付や自転車が不利となってしまうんですよね。ふとん1ふとん2

 

だって「ドアミラーに映っていたでしょ!」といっても、

 

それは意味ないんですから。

 

 

 

目視しろって言われても、できないときって絶対にある。

 

だからそれを補助するのであって、補助だからといって、

 

安全確認していないことにしてしまったら、交通事故のときの定義が変わる。

 

より危険サイドにね。滝汗

 

だって、見たって意味ないって言われたら、見てなくてもいいじゃん、となる。

 

この地域の交通事故って、「当裁判所に顕著」だから、みんなそうなの?

 

絶対にもめると思うけど、そんな話は聞いたことない。

 

この裁判長において顕著なだけじゃ……。えー

 

これから裁判をする人は、カーブミラーで見えていただろ!凝視

 

なんて主張してはいけません。

 

カーブミラーで見えていたって意味ないんだから、

 

そんなものに頼って運転するな! と主張しましょう。物申す

 

交通事故裁判の革命になるかもしれませんよ。笑い泣き