証拠調べは、調べていない！

私の体験した事故は、丁字路にバックで侵入してきたプロパンガスの配送車と、

こちらのサイドミラーがぶつかった、というものです。

相手は毎月、プロパンガスを契約者の家にとどける際、

突き当たり路の奥にある、広がったところに駐車し、

契約者の家にプロパンガスを配達。その後、

その先にある並列駐車できるところの、空きスペースに前方

から侵入し、転回して丁字路から前進で出ていた。

当日はその駐車スペースが満車で、やむなく後退で出た。

と陳述書で事故の状況を説明しています。でもこれ、全部嘘

私はその突き当たり路をよく利用するので、よく分かります。

まず、広がったところに駐車しても、その脇をすり抜けて車が通行できません。

狭いところに駐車しても同じ……どころか、契約者の家の前に駐車し、配送後、

すぐに車を移動させた方が、邪魔になりません。

でも、転回した後、道幅が広がっている方に駐車すると、

奥へ進入する車の邪魔にならないのです。私もそうしています。

それに、そこは契約者以外の家の方が、畑にでる通路。そこをふさぐ、

といっているのです。どこまで行っても邪魔で、迷惑なことをしているのです。

前方から駐車スペースに進入する、というのも嘘でしょう。

FF車はバックの方が小回りが利きます。

道が広がっている、駐車スペースがある……といっても、そもそも狭い道です。

中型貨物車である、プロパンガスの配送車ではかなり無理がある話です。

しかも、私が行くときでも、休日の昼間に駐車場が埋まっていた例がありません。

そこは近くのコンビニまでも１ｋｍ程度あり、車での移動が原則。

三連休の初日の１５時、誰もでかけていない、なんてあり得ないのです。

しかし二回目の調停で、私がこれを指摘しても、被告弁護人は無視しました。

裁判官、調停員もそれを深く掘り下げようとしません。

そこで、準備書面や陳述書で、その嘘を追及しましたが、

回答はなく、また裁判官も取り上げませんでした。

そうなると、書証には何ものこらないのです。

一審では当然、こんな事情は判決文に何も記載されません。

では二審では……、「追加の書証調べはない」と、ばっさりです。

改めて書証調べがあって、こちらから書証として要求したことが、

一切何も答えが得られていないことなど、書証調べには関係ないようです。

何を見ているの

だから都合が悪いこと、答えにくいことは

書証で答えなくていい。

でも、裁判官が「だせ」といったら、出さざるを得なくなるでしょう？

結局、裁判官が相手と組むと、もうやりようがないのですよ。

書証にのこさないよう、裁判官が調停や弁論を操作できるのですから、

公平で、公正な裁判なんてない

そもそも、裁判官には清廉潔白さが太古より求められてきました。

しかし、裁判官は清廉潔白だからなれるわけではなく、法律の知識があるかどうか、

この一点のみで、裁判官になれます。

しかも、今の裁判官の主流は、司法制度改革の前、

司法試験が難しかったころに合格し、裁判官になった人たちです。

言葉は悪いけど、プライドとエリート意識の塊です。

昔の公務員……といったら、思い当たる感じでしょうか？

ぞんざいで、横柄で、サービス業という意識すらない態度。

しかもそれが、法律の知識をつかって、嫌いな相手に嫌がらせし放題！

本人訴訟なんて、バカなことをしてきた相手をやりこめ、

自分が楽をできる方にもっていくことなど、造作もないのです。

書証がととのわなくても、関係ないんですね。