弁論は弁論じゃない!

 

4回もの調停を経て、弁論にもどりました。

 

このとき、私は被告に「一瞬みえた」という、その秒数を準備書面で訊ねました。

 

0.5秒びっくりマークはてなマークびっくり

 

だそうです。「それより短い」とも……。

 

もう絶対ウソじゃん! しかもそれをすぐ「車と判断」した、とも。びっくりびっくり

 

バックモニタ―のカメラと、こちらの車との距離はドアミラー、一個分。

 

しかも、カメラの応答速度、視野角等を考えても

 

人でも、自転車、バイクでも0.5秒ってあり得るし、

 

ほとんど黒い影が一瞬映るだけ。

 

絶対おかしいけど、裁判官はスルー。言及もしません。えーん

 

もう、こっちを卑下し、貶め、相手に有利なよう判決をだすことは決定事項。

 

 

 

私は相手の陳述書をみて、この0.5秒に反論をしようと、

 

もう一度、弁論を開くことを要求。

 

すごい嫌な顔をされたけれど、「新事実が分かったのだから」で押し切りました。

 

でも、相手の弁護人は次の弁論には出ないって……。ガーン

 

ずっと、私と裁判官がやり合う展開で、相手の弁護人は

 

最後の『次回の日程』を決める時ぐらいしか、口をひらくこともなかったので、

 

不要といえば不要なのでしょうが、じゃあ弁論って……はてなマークはてなマークはてなマーク

 

 

 

こちらが準備書面、陳述書で0.5秒はおかしい、と書いたんですけど、

 

判決文には言及なし。

 

裁判官のシナリオでは、もうそこは関係なかったみたいです。

 

判決では、こちらは徐行はしていた

 

だから丁字路で、直進路は明らかに広い道路じゃない、となりました。

 

0.5秒だと、徐行じゃなくりますからね。

 

でも、以前も述べましたが、直進路を走るこちらの態様で、

 

明らかに広い道路かどうか、この判決では変わるそうですよ。びっくり

 

新解釈びっくりマークびっくりマーク

 

そのシナリオを裁判官がもっていたから、0.5秒などどうでもよいのでしょうね。

 

でも、嘘をついている……と明らかなのにね。えーん

 

相手は心証が良いから、嘘をついてもスルーなのです。

 

嘘をつく方が心証がよいって……。ガーン

 

バックモニタ―の、モニター部がバックミラーの位置で、

 

通常のモニターサイズ、というのも嘘なんですよね。

 

だってそんなものが取りついていたら、逆に前方不注意になるから。

 

 

 

さて、これで結審し、判決です。

 

判決文の要点は、

 

1.明らかに広い道路といえるか?

 

丁字路は双方の道路から他方道路への直接の見通しは著しく悪く、カーブミラーによる視認も間接的かつその範囲及び

明確性において相当程度制限されたもの

 

角切りが存在すること

 

原告車及び被告車が徐行していたこと

 

により客観的にかなり広いとは一見して見分けられるものであるとは認められない。

 

 

 

2.原告側の過失

 

約10メートル手前で被告車をカーブミラーで確認した後、被告車の

動静を注視せず

 

一時停止せず

 

運転席から首を大きく左に曲げる等して突き当たり路の被告車の動静を確認することもせず

 

丁字路交差点に進入して接触した。

 

 

 

3.被告の過失

 

運転席側窓から顔を出してカーブミラーに映る直線路の車両等の動静等を確認せず

 

角切り部分に置いて一時停止したうえで直線路の左方の安全を確認することもなく

 

急制動の措置を講じたものの間に合わず、接触した。


 

 

被告の過失の部分も嘘なんですよ、これ。

 

だって、カーブミラーは3メートルまで近づかないと見えませんからね。プンプン

 

バックででてきたら、窓から顔をだしてもカーブミラーは見えない。

 

何度も説明したけれど、裁判官はスルー……どころか、真逆の判断をしたのです。ガーン

 

直線路からみると、ふつうのカーブミラーで、突き当たり路からみると、

 

著しく見通しの悪いところ、なんですけどねぇ~……。ショボーン

 

 

 

これで判決は8対2でした。最初の宣言、裁判官が被告弁護人に確認した

 

「○対△でないと、調停をうけないんだよね?」の通りです。

 

実は、まだ控訴審の判決はでていないのですが、

 

控訴審でもおかしなことが起こりますよ~。