訴状を書こう!

 

 

資料がととのったら、愈々訴状を書きましょう。

 

一応、リンクを貼っておきます。

 

 

 

 

裁判所のHPのリンクですが、正直、不誠実びっくりマーク

 

実体験を含めて話をします。

 

ち・な・み・に、これをプリントアウトして、手書きしてもよいですが、

 

あまり心証がよくありません。裁判官って高齢の人が多く、読みにくいからです。ゲッソリ

 

Wordなどがない人は手書きでも仕方ありませんが、自分でこれを参考に

 

フォーマットを自作した方がウケがよいです。ニヤリ

 

そのとき、左に3センチの余白を設け、横書きは忘れずに!

 

 

 

最初に、少額訴訟のチェック欄があります。

 

これ、弁護士さんなんかは便利、みたいな書き方をしていますが、

 

裁判所にもっていくと、すごく嫌な顔をされます

 

一回ですべての資料を提出しないといけないのですが、

 

以前も書いたように、資料のつくり方って、人によって言うことが違う。ガーン

 

裁判官ごとに「これでいい」というレベルが違うのです。ガーンガーン

 

だから事務員が忖度し、素人を指導して、

 

裁判官の満足のいく資料をつくらないといけない。

 

事務員の負担大! だから真っ先に「消せ」といわれます。

 

 

 

被告1には、相手の車の運転者、被告2には相手の勤務先を書きます。

 

ここで問題がびっくりマークびっくりマーク

 

2ページ目、紛争の要点 事故の態様の欄に『被告 は被告 の使用者である』と

 

いう項目があります。

 

私は事故当日、保険会社との交渉の間、さらに調停の一回目まで、相手は

 

某プロパンガス配送会社の社員だ、と聞いていました。

 

それが調停の二回目に、「私の勤め先は別」と相手が言い出したのです。

 

要するに下請け企業の社員だ、というのです。

 

私は何の気なしに、それを「認めるか?」と訊ねられ、同意しましたが、

 

これ、絶対に同意しちゃダメびっくりマークびっくりマークびっくりマーク

 

法的な『車の使用者』で、『保険契約者』でもある企業が、

 

訴訟から抜け落ちてしまいますよ。ガーン

 

仮にその企業をのこしても、請求権が及ばなくなります。えーん

 

何ではてなマークはてなマークはてなマーク

 

しかも、ずっと「認めた」ことを盾にとられ、もう二度ともどせない、

 

的ないいわけを早口でまくしたてられ、こちらが戻して欲しいといっても、

 

難癖をつけてきて、説明しようとしても「そうじゃなくて……」「だから……」と、

 

頭から拒絶されます。

 

司法の手続き上、そうできないのかもしれませんが、

 

だったら先に「認めるか?」と訊ねるときに、一緒に説明すべきでしょうはてなマークはてなマークはてなマーク

 

恐らく面倒くさッ!と考えた裁判官が、説明を端折って同意させたのです。

 

これだから裁判官って……。 ふぅ~

 

 

 

紛争の要点。ここに書きたいことはすべて書いて下さい。

 

裁判は、書証しかみません

 

後で、口頭で説明すればいい……一度もそんな機会、訪れませんよ。残念!!

 

弁護士さんのHPには『簡潔に』と書いてあります。

 

冗長な文章は嫌われますが、言いたいことはすべて書く

 

欄が小さいので、別に添付を用意してもいいですし、要求したいことは

 

すべてここに書きましょう。

 

 

 

添付資料。ここで『相手が2名のときは3通』と書いてありますけど、

 

あなたが原告なら、資料には『甲第○号証』という、

 

すべて右肩に証拠に応じて番号がつきます。

 

そのままコピーして添付しても、この甲第○号証がついていないと、

 

資料としてみとめられないのです。後で右肩に、手書きしてもよいですが、

 

甲第○号証と決めてから、コピーした方が手間も少ないですよね。ニコニコ

 

ちなみに、私のケースでは

 

甲1:事故証明書

甲2:車両修理証明書

甲3:写真(原告車の前方よりナンバープレートが映るもの。衝突箇所が映るもの)

甲4:自動車検査証

甲5:事故現場の写真

 

となりました。ただし、これで足りるかは不明です。私は受け付けてもらえました。

 

そして、これに合わせて『証拠説明書』も提出しないといけません。

 

後でも構いませんが、証拠説明書には『事件番号』が付記されます。

 

訴状の提出段階ではまだこの事件番号が不明なので、後書きするしかないのですね。

 

令和○年(○)第○○号――となります。カッコの中はカタカナです。

 

事件番号がついて、やっと裁判がスタートですよ!おねがい