食の日韓論 ボクらは同じものを食べている 八田靖史 | 本に恋して❤
- 食の日韓論 [ 八田靖史 ]
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BS11で放送されていた「韓ラブ」が
昨年9月末に終了して1年少し経ちました
私は終了が発表されたあとの
番組の何本かを
保存していまして(*゚ー゚)ゞ ポリポリ
最近、韓国の本を読む機会が多かったので
『そういえば「韓ラブ」に
韓国の食に詳しい人が出ていたな~』
と思い出し
また「韓ラブ」を見てみました
9月21日の放送回に
コリアン・フード・コラムニストの
八田靖史さんが
ツーリズムEXPOジャパンの
紹介のために
出演されていました
古家正亨さんが
「八田さんたくさん本を出していますから~」
と話されてみえたので
「どんな本を書かれているのかしら」
と探してみたら
この
「食の日韓論 ボクらは同じものを食べている」
が出版されていることを知り
中をパラパラ見てみて
「おもしろそう♪」
と思ったので読んでみました
八田靖史さんは
いまから16年前の
1999年9月から2000年12月まで
1年3ヶ月間
卒業論文執筆のため韓国に留学し
韓国料理に魅了され
留学生活後、
コリアン・フード・コラムニストとして
韓国料理の魅力を発信しながら
活躍されています
「食の日韓論 ボクらは同じものを食べている」
のまえがきに
第1章ではもっとも身近な食の現場として
日韓のスーパーマーケットを調査した。
これは日韓における
食文化交流の現状を知る
下調べであり、
どのような料理が互いの食文化に
浸透しているのかを
見極めるものである。
第2章では、
そんなスーパーマーケットでの
下調べから浮かび上がった、
日韓を結ぶ食材をキーワードに、
韓国の生産現場を訪ねた話をまとめる。
産地ならではの新鮮な食材を満喫するとともに、
生産者の方からは日本に向けた生の声を聞いてきた。
第3、4章では韓国における
日本料理を食べ歩き、
その存在の意義を考えた。
主に第3章では日本統治時代から続く
根付いた日本料理の姿を、
第4章では韓国で近年ブームとなっている
新しい日本料理を取り上げる。
これらは日韓関係がいくら
冷え込んでも、
韓国でこんなに日本料理が
愛されているという
意外な実態をリポートするものでもある。
第5章では日韓のみならず、
北朝鮮も含めた
食文化交流を考える。
主役として取り上げる料理は、
3カ国をまたいで
愛されている冷麺である。
2015年4月に初めて
北朝鮮を訪れ、
本場の冷麺を味わったので、
食の視点から見る
北朝鮮ルポを兼ねる。
日韓の関係がよくないといわれる
時代だからこそ、
人間の原点である
メシを食うことに焦点を当て、
幸せな満腹感をもって
関係回復の起爆剤にしたい。
両国の胃袋に
訴えかける食の日韓論。
ボクらは同じものを食べている。
と書かれているように
日本にとって韓国の
韓国にとって日本の
それぞれの国での食に
光を当てリポートされています
日本食でありながら
韓国に根付き
進化していった食を
実際に八田さんが
取材に行き
現地で食べ
日韓の歴史を
紐解いて下さりながら
詳しくリポートしてくれています
16年前に留学していた当時の
日本食への渇望が
手に取るように分かったり
今の韓国で日本食や
日本の調味料が
どれくらい韓国に
浸透しているのか
調査してくださったり
韓国から
日本に入ってくるものは
キムチだけじゃない
という
意外なリポートもして下さっています
そして
本場で食べた冷麺からなる
トライアングルにも
ドラマがありました
前にも書いたかもしれませんが
私が韓国に初めて行ったのは
15年ほど前
まだ冬ソナも
韓流もなかった時代でした
ハサミで切る焼肉が
食べたかったのと
冷麺を食べてアカスリがしたくて
渡韓しました
ハサミで切る焼き肉も
冷麺も美味しかったし
アカスリも
あまりアカが出ても
恥ずかしいので
前日はよーく身体を洗ったことを覚えています
たかだか2泊3日の旅行なのに
最終日には
もう辛い物が
食べられなくなっていました
でも八田さんが
ボクらは同じものを食べている
と言われるように
カップラーメンを食べる時には
キムチと一緒に食べたいし
もやしのナムルを
自分で作ってみたり
コチュジャンや
韓国のりなどは
とても身近な
調味料、食材になりました
日韓の関係がよくないといわれる
時代だからこそ、
人間の原点である
メシを食うことに焦点を当て、
幸せな満腹感をもって
関係回復の起爆剤にしたい。
と言われる八田靖史さん
古家正亨さんもそうですが
八田靖史さんも
韓国LOVEな人ですね
私も韓国LOVEですが
まだまだお二人には
叶いません
これからも
たくさん本を読んで
韓国のことを
もっともっと知りたいと思います
今日もこのブログにお越しいただき
最後までお読み頂きありがとうございます(〃∇〃)