どうして帰ろうかと思ったかと言うと、
なんかタイミングかな。と感じたから。
小学生の頃からずっと、仲良くなかったうちの家族。
母は、過保護・過干渉で、すぐ手を上げるし、厳しい教育ママ、
父は、『お母さんの言うこと聞いときなさい』って言う放置な感じで、
わたしは大切にされてないなーと感じてた。
父方の名字を注いでるのが、私の父だけで、しかも子どもが一人っ子で私しかいなくて、
きちんと跡取りとして育てたい的な想いがあったんだと思う。(田舎だから特にね)
今は色々あって、どっちでもいいよって言うけど、
当時は、早く結婚してお婿さん貰いなさいってよく言ってた。
小学生の私に。(笑)
どんだけ気が早いねん!と。(笑)
凄く厳しかったから、ずっと母には、心の中で反発してた。
本当は習い事毎日行くの嫌だったし、友達と放課後とか遊びたかった。
7個も習い事してたの!(笑)
しかも習字と珠算は、週2回。
『女優並みのスケジュールね』って、なんだか母は楽しそうだったけど、
私は全然楽しくなかった。
行きたくない。って言うと、叩かれるから言えなかった。
だから、お母さんのことずっと嫌いだった。
高校中退してからは、特に、
「高校中退するなんて一家の恥よ!」
って、人格否定されてたので、生きるのが辛かった。
でも、親も昔は育て方がわかんなかったんだろうなーと思うので、
許せてない訳ではないんだけど。
帰るってなると、何か話はするだろうし、
そう考えるともやもやするのがここ一ヶ月くらい続いてた。
今回、帰ろうと思ったのは、祖母が高齢だから。
会ってた方がいいかなーと思ったから。
多分このまま帰らなかったら、
次帰るのは祖母のお葬式になるのかもしれないなと。
(まだ全然元気なんだけどね。)
でも帰りたい訳ではない。
後悔しないために、帰った方がいいかなと思うだけで、
帰りたい訳じゃないってのが本心。
加美さんは、
『自分の本音を見つけて、心地いいことしてね』
って、ずっと言ってくれてたけど、
実家に帰ることなんて、もやもや もぞもぞ しまくりで、
心地いいことなんて一つもないと思っていて。
だから、自分が心地いいことをするってなんだろーってわからなくなって、
加美さんに
『自分の心地よいことをしたらいいよって教えて貰ってるけど、
実家に帰ることって、全くもって心地よくないんです』
これってどうなんでしょう?
と聞いた。
つづく