易に剥と言う言葉があります。「剥(はく)」は山地剥のことで、山でもただ一陽(プラスの要素)が残っている山のことで、下には脆弱な土壌が残っているだけです。何れ、崩れ去る危険性が高まっています。その動きは徐々にマイナスが増えていき、最終的に崩落する感じです。
易では老化現象を迎えた山と言います。この卦の裏読みは、夬(沢天夬=たくてんかい)です。最後の砦、消し去られるを待つばかりという意味ですが、面向きには分からないが、裏側は非常に恐ろしい状態です。
自然現象には様々な要素が関係していきますが、マイナスの要素が重なり、見えないところで働くことで災害の予測の専門家でも判断が難しいのです。
地球温暖化により地震だけでなく、今まさに自然災害など多発しているのがこの状態です。面てからはその危険を察知することが難しいのですが、いつ災害に見舞われるか分からないことを覚えて適切な対策を事前に講じておく必要があります。
このことは周りの誰かにではなく、常に私達皆にその危険が起こるかも知れないことを覚えているべきです。ハザードマップを見るのも、より具体的に災害時に備えて、家族全員が頭の中でシミュレーションをするのが望まれます。
また、あなたとあなたのご家族の剥を回避する方法は気功にあります。