気功により、自身やお相手の体調や痛み、だるさなどが感じ取ることができます。気のエネルギーを使って、自身やお相手の病気等の状態を改善する気功を医療気功と言います。しかし、これは医療行為ではありません。
あくまでもお相手の気の状態を改善し、自然治癒力を高めるものとしての認識をいただければ幸いです。
病気と言う言葉は「気の病」の意味です。気が滞った状態が続いたり、身体内の気の絶対量が少なくなった時に身体的な気のバランスが崩れてきます。精神的な病気に関しても同様に気の異常が原因になります。
ストレスや精神的な問題により、気の状態が悪化することは言うまでもありませんが、日常生活の中でも毎日の様に皆さんの気の状態は変化しています。気の流れ=血の流れ、リンパの流れと言う考え方があり、気の流れが悪くなると、様々な身体的な問題を引き起こすことになります。
ところで、気功や呼吸法などで、自律神経やホルモンバランスの調整が可能になります。また、リンパの流れも気の流れを調整することにより可能になり、身体内の毒素を排出すること(デトックス)も可能になります。
気功の種類には、内気功・外気功・硬気功・軟気功などがあります。心身の中の気を高めコントロールする気功が内気功になります。外気功は外部より気を吸収し、外部へ気を放出する気功になります。硬気功は武術などの気功を言います。軟気功は医療気功も含めた気功としての分類がなされています。
医療気功は、気功師(施術者)が内気功であ蓄えた気のエネルギーをお相手に与える場合もありますが、その方法では、気功師(施術者)の気の消耗が激しく、体調を悪くしたり、邪気の影響を受けることも多々あります。
そのため医療気功として外部から気を吸収し、それを外部に放出する方法を行います。これは気功師(施術者)の気の消耗を伴わず、長期の訓練なく施術が可能ですので、どなたでも少しの練習で行うことが可能に なります。
また、医療気功には直接施術する方法と遠隔療法があります。気の性質上物理的な距離は関係ありません。目の前の人 も、アメリカに居る人にも同じ様に施術ができる利点があります。
また、対象が複数でも可能です。但し、気功師(施術者)の意識が距離に関係すると考える場合は、やはりそのマイナスの意識の影響を受け、うまくいかない場合もあります。しかし、一対一で行うが普通で、複数を対象とした医療気功の効果は低いと考えられています。
私の場合は、他の記事でも紹介している、秘術と組み合わせたオリジナルの医療気功を行います。
秘術は通常の気功に 比べ、大量の気のエネルギーを一度に吸収することも可能(天灌法ならば更に多く)ですから、一般的に行われている医療気功より効率的に行うことが可能になります。