何事にも過ぎることは良くないとされます。その中でも考え過ぎてしまうことは、あ~でもない、こうでもないとなり、プラスの視点を持つことが難しくなります。
また、考え過ぎる方の傾向として、呼吸が腹式呼吸の様にしっかりとした呼吸を行うのに対して、肺呼吸でもなく、肩呼吸になっている傾向が強いです。肺呼吸ならまだしも、肺の上部でしか呼吸ができていないために、全身に十分な酸素が行き渡らない状態になっています。
気功的な考え方をするならば、考え過ぎる=その対象に対して多く気のエネルギーを送ってしまうことを意味します。気のエネルギーを対象にすることに、より多く送ってしまうことは、心身内の気のエネルギーを消耗・放出することで決して良いことではありません。
ネガティブな事を考え続けることで、そこにあなたの感情が伴った時に潜在意識に深く刻み付けられる様になります。更には、ネガティブスパイラルにより多くの感情が刻み付けられた時には、カルマに刻まれていきます。
ところで、考え過ぎることの悪い典型は妄想です。つい気を許してしまうといつの間にか同じことを妄想しているなんてことがありますが、妄想そのものは人生の中でも負の連鎖に繋がっていくことが多いです。
同じ妄想でも使い方を変えれば良い方向に向けることができます。妄想をプラスの視点で活用する方法を「プラスイメージトーク」の記事で記載しているのでご参照下さい。
ところで、日常生活に於いて、考え過ぎる習慣がある方は、プラスイメージトークを活用する以外にも、単純作業を習慣にする方法もご活用下さい。
単純作業はどんなことでも大丈夫です。深い呼吸をすることはもちろんのこと、普段やっている反復的で無心でできる単純作業をすること、また、汗を流す事で頭の中がスッキリできます。ストレッチやラジオ体操などをするのも一つですが、部屋のお掃除や模様替え、中にはDIYの趣味をお持ちの方などはもってこいです。
悲しい時、苦しい時もご自身を傷つけえることがない様に、心の管理も含めて色々と皆さんが頑張れることをお祈りしております。(出典)