
全ての気のエネルギーは、それを発している人や物による性質を帯びています。その性質のことを意念と呼びます。また、どんな物にもその持ち主の意念を含めた気のエネルギーが入っています。それは、持ち主の愛着度合に応じて刷り込まれていきます。そして、その気のエネルギーは体外に出ても、その意念に染まったまま活動をします。
例えば、物を大切にしようとする方が発する意念は、その物にも伝わります。そのことにより、その物が故障や破損を免れることが多々あります。
しかし、普通の場合はその物の寿命を見極めることは気のエネルギーやその意念を感じ取れる能力がない限りは量り知ることはできませんが、物を大切にしようとする方が発する意念がその物の寿命を長くすることに間違いはありません。
本来、気のエネルギーとは単なるエネルギー体ではなく、その中に必ず意念が存在することは上記で述べました。人の生活や人生にとって必ずプラスになるものもありますが、逆の場合もあります。人生にとってマイナスにしかならない気のエネルギーを邪気と言います。
最初は少しの邪気もどんどん心身内に蓄積していくことで、心身は悲鳴を上げる程よくない状態に移行していきます。まるで霊現象や生霊が原因の現象が起きているかの如く悪しきことが起こることがありますが、それは決して霊現象ではありません。その人の心身に邪気が溜まっていることが原因なのですから。