尽くすことで間違っているのは、「その人のためにエネルギーを全部を使い切ってしまうこと。ある限りを出しきること」です。
また、尽くすことの理由は心の中にあります。また、尽くすことの目的は人それぞれです。
尽くすことのそれぞれの目的
①自分の評価を上げるために尽くす
②お相手が喜ぶから、或いは、求めるから尽くす
③尽くさなければ自分が不安になる
④相手の気持ちを考えず、自己満足のために尽くす
⑤嫌われることを恐れ、尽くすことで好かれようとする
⑥お相手に愛情を感じ、尽くしてあげたいと自然に思う
⑦与えられた愛情に対し、尽くすことでお返しをする
上記のように、どういう理由で尽くすかで、近い未来で起こる結果に違いが出てきます。勿論、それはお相手の性格によって若干の違いがありますが、下手をすれば多くの場合、お相手にとって都合の良い存在になってしまいます。
①に関しては、ある意味自分を売り込むのですから、考え方には問題はないのでしょうが、そこには計算があり、感情があまり関与しないのが残念ですね。
しかし、②～⑤の様に、お相手からエネルギーをもらうことをせずに、送り続けるのですから、都合の良い存在になるのも時間の問題です。もし、そういう習慣があるのであれば、今一度じっくりと考えてみていただく必要があります。
⑥⑦に関しては理想的な姿になります。尽くして上げるにしても、そのことを念頭に行って下さい。相思相愛の時と同じく、ギブアンドテイクであるべきことに変わりはありません。
常々、尽くすことの意味をご記憶いただき、間違った尽くし方などの落とし穴に落ち込むことの無いようにして下さいね。 (出典)