運気を上げるためには、身体の上の感覚の変化を観察することです。運気は気のエネルギーに関係しています。心身内に生来持っている気のエネルギーを眞気(しんき)と呼んでいますが、この眞気(先天の気)以外に、外部から取り入れる気を後天の気と読んでいます。
後天の気は、呼吸によって吸収する酸素や毎日の食事などの中にも含まれていて、我々はいつも吸収しています。例えば、呼吸が浅い(肩呼吸など)場合や、偏食が多い場合は十分に外気を吸収できていない場合があります。
ところで、後天の気をうまく活用するには、元々心身にある先天の気(眞気)を起こす必要があります。先天の気(眞気)を起こすとは、本来の通っている筈の経絡の流れに沿って先天の気を特定の箇所に流すことです。
これができていないと、後天の気が心身に入ってきても、うまく働いてくれません。どこの部位でそれを行うかも大きく関係しています。
それに加えて、眞気そのものの密度が高まる(振動数が上がる)必要があります。眞気の密度が高まると、身体上で熱が発生し、体温が自然に上がっていきます。体温が上がると身体内の自然治癒力が最大限に高まり、病気とは縁がない身体に変わっていきます。
また、眞気が充実することは、あなたの運気そのものを上げる唯一の方法でもあるのです。 (出典)