‘正しい心’とはどのような状態を指すのでしょうか。それは、歪みや乱れが無いまっすぐな状態であると言えるでしょう。人は時に、心が狭くなり、自己中心的な考えに囚われがちです。しかし、それは単純に自分の心の問題だけではありません。
もし、正しくない心の状態が続いてしまうと、その方は何れ心身の状態がよろしくない方向に移行していくことになります。また、それは心身の状態に留まりません。人生そのものにも確実に悪影響を与えていきます。
気の立場からすると、人の心身には気のエネルギーがあり、正しくない心の状態はその意念(気の性質)を良からぬ方向に染めることを意味します。意念がマイナスに染まれば、その方にはマイナスの現象が起こります。
ところで、過去に様々な過ちを犯した場合は、それを修正していかなければなりません。修正しない限り意念は変わることはありません。意念の中に垢(邪気)として貯まり続けて、邪気がどこかのタイミングでその人に悪さをするのを待つことになります。
逆に、人が仁愛に溢れ、また正しい心の状態をキープできるならば、その人の持つ気のエネルギーの意念はプラスに溢れてきます。プラスに溢れた気のエネルギーはあなたに多くのプラスの恩恵を与えてくれます。運気がずっと良くなることもその一つです。
人の肉体は小さな器です。その器に入っているあなたの霊的な身体はあなたが考えている以上に大きく尊厳のあるものです。
その霊的な身体を小さな存在にしてしまうのも、大きく尊厳のある存在にするのもあなた自身なのです。 (出典)