昨日19日(土)夜、本牧山頂公園で行われた

「本牧ジャズナイト in 山頂公園」に、急遽、出店させて頂きました。

 

「雨はどうかな~」

数日前から気を揉む予報でしたが、第一部は、残念ながら小雨、

第二部は、なんとか雨はやんでくれまして。

 

そして、気温は、「寒いだろうな~」と思っておりましたが、お客様から

「ビールありますか?」と聞かれるくらい、動くと、汗をかいてしまうような、

でも、じっとしてると、ちょうどいい、そんな微妙な気温でありました。

 

販売商品を準備しつつ、お店の対応もしつつ、先に荷物を運んでくれた

マスターとタッチ交代して、現場に私が着いたころは、すでにライブは始まっており。

(ちなみに、私より販売力ある友人が、お手伝いに来てくれていたため、大変助かりました。)

 

演者を見ると、

 

「あ!皆川さん!」

 

そうです、横浜を代表するサックス奏者の皆川亨さんが、

地元のバンド「NKS2」のお仲間として参加されていらっしゃるではありませんか!

 

そして、もうおひとり、プロの方がいらっしゃったそうですが、みなさんそれぞれ、

すごく良かったです!!

 

(皆川さんには、何度か、お店でも演奏していただいていて、休憩中、

「ああ、ハローさん!」と声かけて頂いて、大変うれしく思いました(^^♪。)

途中、とっても(本当に!)素敵な歌声の女性ボーカルも参加され、本当に、ウットリ。

(写真を撮ったつもりが、動画になっていて。UPできず、残念。)

 

あ、ちなみに、本牧珈琲さんと販売させていただいた場所は、こんな感じです。

テーブル席もあって、1部と2部の休憩の間は、こちらは、満席に。

こちらが、ハローカフェの場所、(と偉そうに言いつつ、友人が撮ってくれた写真)

 

販売商品は、

 

クラムチャウダークリームスープ 200円、

鶏のから揚げ&ポテトが500円、

ホットサングリア が300円、

ワイン(赤、白)、バーボン水割り 200円

 

でした。

 

今回は、あいにくのお天気で、残念ながら、お客様もぼちぼちで。

それでも、さすが、ジャズナイト、思ったよりは、出たのは、お酒、でしたね。

(バーボン、薄いから、ダブルで、という方も。いや、まあ、200円なので、ねえ。苦笑)

 

そして、今回、書きたいのは、うちのお店のことではなく、やはり、

 

音楽の素晴らしさ!

 

本当に、ライブって、いいですねえええええええ!!!!(100万回)

 

今回、お客様は少なかったのですが、逆に言いますと、

こんなお天気でも聴きに来られる、というほど、音楽が好きな方だったのかな、と。

 

というのも、終わった後の、拍手や歓声が、「この人数で?」と思うほどの

大きさだったんですよね。(それにも、感動したな~。)

 

聴き終わって、身体全部の細胞が生まれ変わったかと思うほどの気持ちよさ、でした。

(途中、仕事を放って、聴き入ってしまった。友人Iさん、ごめんよ。)

 

帰宅し、「どうして、ライブは、しかも、野外ライブは、こんなに感動するのだろう?」と

つらつら考えまして。(こういうこと考えるの、好きなんですよね。苦笑)

 

屋内でのライブも、当然、素晴らしいのですが、思うに、屋内では、演者が発するエネルギーと、

観客の発するエネルギーが、ぐるぐる循環する感じで。そのエネルギーが抜けていく場所がなく、

終わったあと、なんとなく、淋しさ、みたいなものが残るんですが。

 

屋外だと、演者が発するエネルギーと、観客の発するエネルギーが、混ざりつつ、

木に、風に、空に、天に、吸い上げられていくんですよね。

(もしかして、そういうことを”昇華”というのかもしれない。)

 

演者の、観客に喜んでもらいたい、という、ある意味、”祈り”的な想い。

そして、観客の、素晴らしい技術を持っている人に対しての、音楽そのものに対する”感動”。

 

それらが、一体となって、天に昇っていく。

しかも、人間ではコントロールできない自然(お天気)の力の困難を超えて。

 

昔の人は、自然の困難を、人間同士、一体感を持って超えていくために、音楽や演劇などを

生み出して、発展させてきたんじゃなかろうか、と。

 

その感覚が、いまだに、どこかに残っているだろう、人間の原始的な、太古的な

感覚を震わせるのではなかろうか、と。 

 

自然の中で。 そういう感覚が蘇りやすいのではないか、と。

 

ここ最近、立て続けに起こる、胸痛む災害のニュースを見続けてるせいか、

特にそう感じたのかもしれません。

 

ライブが終わってから、荷物を運びだしてもらうためのマスターと行き違いがあり、

公園を出るのが、私たちが最後になりまして。

 

「もう、誰もいないだろうな。」

と思いながら、真っ暗な坂道を下っていっていると、告知の看板の撤去をされている

山頂公園のスタッフさんの姿が。

 

あー、そう、こういうことなんだ。

 

楽しいこと、安全なことの裏側には、必ず、こうやって、支えてくれている人たちが

たくさん、いる。

 

「本当にありがとうございます。」

 

と胸の中で呟き、仕事に戻りました。

山頂公園のスタッフの皆様、本当に本当にありがとうございました!!

 

山頂公園レストルームの円形になった屋根です。
そこの形が、なんだか、すごく良くて、ライブ中、何度も見上げてしまいました。