本日(20日)の開店前は、お店にて「小学校卒業記念写真撮影会」でした。
ご近所にお住いの、小学校卒業の息子さんを持つ親子3組が、卒業式ではなかなか、ちゃんとした写真が撮りにくいので、改めて、卒業時の恰好をして、お店でプロのカメラマンに来てもらって、記念写真を撮る、という会です。
この撮影会をするきっかけは、3年前、友人の紹介で知り合った、「D-styl」という、元町で写真撮影の会社をやっている宮崎大地さんから、「こういうのやってます。良かったら、吉岡さんのお店でどうですか?お客様の要望があれば、日程調整して、撮影に行きますよ」と、フォトキューブ、というアクリルで出来た透明なキューブ型に、記念の写真を焼き付けたものを見せてもらった事でした。
プロのカメラマンが撮った写真って、本当にいいですよね。ちょうど、子ども2人が、本当に楽しそうに笑い合った写真が焼き付けられていて、家のどこにでも、すぐ飾れそうで、しかも、どっしりしっかりした立体、加えて、透明なので、写真が特に際立って綺麗に見える見本で、私は、すぐ「ぜひ!」と、お店に、そのフォトキューブの見本を置かせてもらって、お客様からのご依頼を受け付けておりました。
そして3年前、息子が小学校を卒業する時、ママ友が、「これ可愛い!ぜひ、このフォトキューブ作りたい!」と言って自分の息子くんのものを作ってくれ、それが、本当にステキな仕上がりだったため、弟君の小学校卒業時もぜひ、同じものを!と、お友だちも誘ってくれ、今日の撮影会に到ったのであります。
(しばらく撮影の依頼がなかったのと、センターテーブルには置きたいものが増えすぎて、そのフォトキューブの見本は、荷物部屋に消えてしまいました。宮崎くん、ごめんなさい。)
撮影中、私は、ずっと、見させてもらっていたのですが、やはり、きちんと家族写真を撮る、というのは、改めて、いいものだな~と思いました。緊張していたり、ちゃんとした格好をするので時間や手間もかかったりはするのですが、
「家族の人生の節目を大事にする。記録に残す。」ということは、子どもの成長を温かく見守る、親御さんの深い想いや願いが伝わってくるようで。
実は、3年前、私もママ友に誘われて、息子の写真を撮影してもらいました。
小学校6年生、というのは、子どもから大人に成長していく、微妙な年頃で、昨日まで見えていた、無邪気な様子が、
今日は、もう、少し、どこか、変化してしまっている、という、本当に、刻々と変化していく時期。
今になって、あの時の笑顔や表情をちゃんと写真として残しておいて本当に良かった!と思います。
もう、今は、あの微妙にはにかんだ様子や、まだまだ幼さが残る表情を見ることは出来ません。
いいカメラで、瞬間を切り取った写真は、我が家のリビングに飾られていて、「お母さ~ん!」と、声変わりしていない頃を懐かしく、ふっと思い出させてくれて、気持を和みませてくれます。
「時間」だけは、どうあがいても、戻ってこなくて、その「時間を永遠にとどめておける」ものが、写真、なんでしょうね。
どんなに文明が発達しても。(動画は、また、写真と、これまた、ちと違う気もします。)
「自分で言うのも何なんですけど、ここで撮った写真って、”ここは、どこなんだろう?”っていう感じの、
なかなか雰囲気のいい写真になるんですよ~。」
と、撮影前にお客さまに説明させてもらいました。(←自画自賛は恥ずかしい)
プライベートな写真のため、ブログにUP出来ないのが残念なんですが、よく来て下さる、ご夫婦のお客さまが
2人で店内で撮った写真があまりにも素敵で、わざわざプリントアウトして、自宅に飾ってあります。
それほど、撮りかたによっては、とても雰囲気のある写真になるんです。
撮影後、「わ~、ほんとだ。すごい素敵!どこで撮ったの?って、確かになりますね~。」
と、デジタル写真を見ながら、お客様がゆって下さいました。(いや~、何だか、言わせてしまった感、多々、ですが。汗)
「近所で、こうやって、すぐ撮影してもらえるのは、本当に助かります!」
とは、また、別のお母様の感想。(わかるような気がします。親子で正装するだけでも、結構大変な上に
ましてや、その正装を、子どもに維持させつつ出かける母親の苦労は・・・。)
最後は、3組家族全員での撮影でした。
「子どもたちを椅子に座らせようか。大人たちは、その後ろで」となったところで、カメラマンが提案してくれたのは、
食事用の椅子、ではなく(食事用の椅子は椅子で、きちんと感が出て、ちょっと昭和ロマンチック風になって素敵なんですが)、カウンターのハイチェア。
そっか~、ハイチェアだと、男の子3人の座る姿に動きが出て、きちんと感に元気さと、アンテイ―クな雰囲気に、
現代っぽさが加わって、また、さっきとは違う雰囲気になるな~。
スーツ姿で写る息子さんを見ながら「10年後に、ここでまた、同じような恰好をさせて撮影してみたいね~。
どう変わったか、見てみたいよね~♬」とお母さん達。
いや~、よそのお子さん達ではありますが、私も「ほんと、10年後の様子の、ここで撮影する姿を見てみたいな~。」と思ってしまいました。
ということは、あと10年お店を頑張って続ける、ということか・・・。
続けられるといいなあ。
その時、周囲と私自身が、どう変化して、どんな気持ちになってるのかなあ・・・。
「子ども」という存在は、夢や希望を知らず知らず与えてくれますね。
いや、本当に、色々な意味で、大変大変、楽しい撮影会でありました。
「フォト キューブ」の見本は、近々、また置かせてもらう予定です。
そして、「撮影会」の依頼も、随時、受け付けております。
詳しくは、スタッフまでお問合せくださいませ~。
撮影中をぱちり。