最近目立ち始めた線状降水帯、その膨大な水源がどこから来るのかがまず気になった。
(アマゾン川の2倍だとか)
で、地理的に見て長江流域の経済活動による温暖化と水蒸気が原因であろうと以前に考えた。
(流域の気温上昇が、大量の水蒸気発生と上昇を生む
エネルギー源だ。)
(それがジェット気流で流され、日本で落ちてくる。)

さて、大まかな見方であったけれど、それが落ちて来なければ平和だ。でも「突然」ドバっと降ってくる、それは何故なのか?
メカニズムが明確になれば無くせるかもしれない。
少なくとも予報が正確になる。
(今のところ、まだ当たるも八卦のようだ。)

エネルギー源はさて置き、

発生、上昇した水蒸気が、

雨になって落ちてくる

この過程を考えてみよう。

水蒸気が集まって、水滴になり、自分の重さで落下する それが雨だ!

当たり前かな?
そう単純でもない。予報は完璧でない。

何で大量の雨なの?
長江の水量は大きい、気温がこれを天へと運ぶ。
広域の気温が高いと総量は確かに多いが、集中豪雨になる原因とはちょっと違う。

何で線状なの?
ジェット気流ってアバウトな広い幅で、降水帯は線状にはならないんじゃない?

日本の雨は、暖気と寒気がぶつかる場所で起こる。線状っぽいけど、そこまで細くはない。
(幅が広い。大体予想できる。)

台風は豪雨となるけど、スポット的で、どこに集中するかわからない。(まだ曖昧なとこがある)
空気の流動、気圧、気温、分布だけでは無いようだ。

現象だけだと、雲を掴むようなとこが現状、だが、
水蒸気が雨になる過程を考えると見えてくることがある。
水蒸気が凝集して水滴になるのは簡単そうでそうでもない。分子同士の出会いは人間と同じく希薄だ。
出会えないわけじゃないが、きっかけがあると、すぐ凝集(すぐ仲良く)する。
化学反応を促進させる「触媒」に相当するものが効く。
専門家業界では常識だが、それは

上空のホコリ

だ。吸引力が強く、水分子が集まってきて水滴になる。これが大きくなると、雨として降ってくる。

ということは、上空のホコリの量、分布、流動方向、速度が線状豪雨につながっていく。
(現在は気圧配置、気温分布をコンピュータでシミュレーションして予報していて、大体当たるようになったけど、「ゲリラ的な現象」まではわかっていない。
それは考慮する要素が足りないからだ。)

で、ホコリって何?
ホコリだけなの?

上空にはいろいろ漂っているはずだ。
煙突のガス、粉塵、海上をも飛び越える花粉、微小昆虫、黄砂、そして
マイクロプラスチック!
(ロケットの残骸もあるんじゃない?)
(隕石の粉は稀だ)

これらの発生状況、流動と水蒸気の流動を重ね合わせると、どこでどの規模で、どのタイミングで線状豪雨となるかが見えてくるはずだ。
(降ってきた雨の成分分析をやってみれば、いいんじゃない?やってないでしょ。)

因みにこれらがあると、上空の保水力も高くなるから、余計にドバっと降ることになる。

さて、予想まで行けそうだが、
どうやって回避しようか。

ホコリなどが上空に行かないよう煙突に集塵機を取り付ける。
花粉が飛びそうになったら回収する。
(上空の空気清浄機)
地上の温度を地底に導き回収する。
(その前に、そんなに働くな!)
マイクロプラスチックを回収するアイデアを懸賞付きで公募する。
あとは、天に向かってレーザー照射して、ホコリなどを分解し、水蒸気凝集を妨害する。
(大気の流動をもコントロールできるといいのだが、いい方法あります?)

いかがですか?
台風発生のメカニズムとも共通するだろうから、重要かなと思う。
(海面水温を5度下げられると、台風を弱められるそうだ。)

(ホコリのような微細な個体で話をしたが、上空の電磁気量や水蒸気と共に上昇する酸などの物質も凝集力を高めるはずだから、高高空の成分分析は必須になるね。
北陸の雷雨は半端ないパワーだが、日本海を横断する長い雲のチャージが原因らしい。で、その先端部が北陸地方だ。雷雨のトリガーは何かな?
線状降水帯と構造が似てないかな。チャージなどの他の成分も原因かもしれない。)