横浜を舞台としたアニメは何故か数少ない。
日本聖地百選には一つだけ。
「文豪ストレイドッグス」(鶴見)は有名だが、
他に
「コクリコ坂から」(山手)
「未来のミライ」(新杉田)
「アイドルマスター」(みなとみらい)
が多分知られている。
(ちょっと登場する場合なら多くあるが。
山下公園がよく出てくる。)
そして
「少女たちは荒野を目指す」(金沢八景)
「恋は雨上がりのように」(元住吉、野毛、能見台)
知ってる?
(他のタイトルもアニメファンなら知っている。)
「ハヤテのごとく!」(???)
は、横浜の森の中にある三千院家を舞台にしているが、あまり具体的ではない。(旭区の市民公園あたりかな)

というわけで、鶴見と港地区以外はどこを訪ねてもアニメファンには出会わない。ちょっと寂しいが独り占めだ。

「恋は雨上がりのように」を歩いてみよう。
(ネットに載っていないとこを)
主人公あきら(JK)の通う高校あたりを散歩。彼女の日常を堪能しましょう。
8月の暑い日、バスに乗り遅れた彼女は京急富岡駅まで歩く。

学校前のバス停から


能見台駅へのバス路線を左へ
(アニメではかなりデフォルメされて海が見える)


京急富岡駅へは緩やかな坂を下る。


その前にちょっと寄り道。学校裏の丘に上がる。
(漫画に階段が描かれているが、多分ここだ。)
作者も部活でトレーニングしたのかな?


振り返って学校(右手)を一望するシーンがある。


海側が住宅地が広がる。薄っすらと房総半島。


戻って坂を下る。


この先の酒屋が描かれている。


ちらっと、富岡小学校の歩道が描かれている。
(アニメでは鳥瞰位置からだが、その角度の場所はなかった。)


あきらが駅ホームから学校側を遠望する。


もう一つのシーンは能見台駅。
あきらが学校へ行くバスを待っていると小学生がくる。
そこで、好きな人と仲良くなれるアイテムの存在を知り、ガチャガチャにこだわる。


駅左手のビルにそれがある設定。


そこは自販機しかないが、奮闘する彼女がいる。
友達と出会うのだが、背景にドトールコーヒーの看板が見える。(光の先にある)


いかがでしたか?
誰もいない聖地巡礼。


かつて中学生時代。山林であった能見台。
先程の丘から向こうの丘まで山道であり、金沢文庫、鎌倉まで行けた。それが無くなったときあ然としたのだが、新たな物語りをありがとう。
数年遅く生まれていたら、この高校に通っていたかもしれない。