植物と動物は共依存???

植物はN P K という主元素を使って成長する。
(窒素、リン、カリウム)
その中で花を咲かす植物は、P を必要とする。

P は何処にいる?

それは動物の骨の中。リン酸カルシウムとして。
つまり、動物の居るところに花が咲く。
(動物の死骸が土壌にP をもたらす。)

おかげで植物は開花でき、そして花は散り実を結ぶのだが、動物はこれを食べる。多分そこに含まれているビタミンなどを取るためだか、人間と違い(生きた)種ごと体内に取り込み、遠隔地へと運ぶ。P と共に。
植物は巧みに動物を利用して広く旅をするのだが、その実のビタミンは運賃代わりだ。

植物と動物、P を介しての交流の歴史。数億年。
植物の気持ちを察し、種も大事にしようね。

動物の体内でビタミンが合成できないのは、共依存しているからかな。で、何で?
というか、植物と動物の先祖は共通だそうで、その昔、別れる時に、分担を決めた?
いや、今も離れていても君と僕は身も心も一体なのかもしれない。

(N は空気の中にいて、土にもさりげなく取り込まれる。実はK が一番重要で無いと植物は育たない。じゃあK は何処に潜んでいる?)