愛媛の大地震は、南海トラフの「先端部」で起きた。
(沈み込んだプレートで、境界が確認できる先端部、北縁部。)
南海トラフの地震は過去の事例から、他のプレート境界面、活断層にも影響を与えるので、その活動状況の確認は極めて重要だ。
で、気になるポイントは発生パターンではなく、個々の発生メカニズムだ。特に南海トラフは緩やかな傾斜面を持っていて、動くと表面への(地表への)影響が大きい。(他の活断層にも影響しやすい)
今のところ、プレート「境界面」でのマイクロスリップが重なるとトリガーになって大地震となるという説がメカニズムとして有力視されているが、
(スリップだけではトリガーとはならないことを気象庁は認めている。このブログではマグマ熱、圧力がトリガーとなると考えている。)
「プレート自身の崩壊」はあまり注視されていない。
そんな厚いプレートが崩壊する?
先端部は特異で、薄くて崩壊しやすいんじゃないかな?
で、南海プレート先端部がある愛媛県で起きた。
先端部は、崩壊しやすい、地震が起きやすい
ということを今回の地震は示していのでは?
地球上の陸地はプレートに乗って動いていて、その境界で他のプレートと衝突し、片側は地球内部に沈み込む。
で、
しばらくはその構造を保っているが、深くなるとプレート下のマグマに取り込まれ、溶解して液状になる。
じゃあ、その途中は?
プレートを板状と認識すると、そのものはマグマ熱、圧力がかかると、境界面は滑りやすくなる。
(現在のメカニズム推定)
一方、その板の先端部は薄くなっていて
(マグマで一部溶けて薄い)
熱、圧力でひびがが入って割れる
これも、まさしく地震だ。
メカニズムがもう一個ある!
ということは、愛媛県で地震が起きるということは
愛媛県の地下にマグマが上昇してきている
とも言える。(マイクロスリップに影響)
緩い傾斜の南海トラフならではの前兆現象と認識できるのでは?
(気象庁は根拠を示さず、ただ南海地震とは関連がないと主張しているが。)
台湾での大地震は、マグマ上昇が起き、地球が活発化していることを示している。
種子島、奄美大島、紀州沖、父島など、近場でも
M6 クラスの地震が起き始めている。
いかがですか?