次々に各地の百貨店が閉店、イトーヨーカ堂も計画が発表された。時代の変化について行かれなかったのか?
で、地元商店街が窮地に追い込まれたことを大型店舗出店にぶつけ、撤退に無責任という感情と聞く。
??? 何か違和感。

100年前は欧米大暴れの帝国主義の時代。巨大な戦艦と大砲で戦い、世界を支配していた。日本もなんも考えずに、それに追従したのだが、
ハエのような戦闘機が登場し、

戦闘機によって戦艦を沈めうること

が実証されてしまい、ゲームチェンジしてゆく。
因みにそれを実証したのが日本だが、(真珠湾魚雷)その方法論を相手に使われ日本は滅んだ。(焼夷弾爆撃)

その後、空母、ミサイルが登場するが、同じくドローンとレーザーに競り勝てるかどうか疑問だ。
ただ、ロシアの侵略では物量戦、ハエのように砲弾が飛び交う。
(海上なら、戦闘機と戦闘機が戦う体)
多い方が勝つ。
ハエ vs ハエ
どっちのハエが多いかで決まる。
少なくとも戦艦は要らなくなった。空母もこのカテゴリーだ。

さて、わかりやすく表現したが、ここから真面目に考えると、
帝国主義の象徴はいくつかあったが、流通業では

百貨店、デーパトメントストア

だった。それがどうなったかは周知だが詳しく見ると、、、

戦後でいうと、
各地方都市の商店街、小型小売店舗に(戦闘機)百貨店規模の大型小売店舗が(戦艦級)進出という構図の戦いとなっていた。
で、流通業の場合、逆に大型店舗が有利となっていた。(戦艦というよりは(戦闘機を抱える)空母かな。)
で、
空母の方が

魅力的商品(商品開発力)
低価格(チェーン化、大量発注により)

で人気を得ていたので、出典に規制がかかっていたのだが(大店法)、アメリカの圧力で廃止され、規制なく、いきなり大型店が出店できるようになり、
空母からの戦闘機攻撃で地方商店街は崩壊していった。何で逆?

待てよ!話の出だしと状況が違うぞ!
百貨店の時代が終わっていく流れじゃなかったの?

流通業の場合、まず、百貨店(戦艦)同士の戦いから始まった。
複数の百貨店が地方都市を狙い、戦ったが、

そこに従来からの商店街は元々は敵ではなかった。
(明治以降の機械化兵器戦以前の歩兵(奇兵隊、新選組)は対象になっていない)

ただ、地方商店街を守ろうという善意だけで、歩兵は保護されていたのが、法律廃止で守られなくなった。
そういう構図だったのだろう。剣の時代は終わった。けど、道場は続いていた。どうする?

(百貨店が来たり、いなくなったりで負けていてはならない意思で望んでいたのか?
いなくなったら、巻き返すチャンスだという発想に戻れるのか?)

さて、百貨店同士の戦いは、熾烈な上に、
スーパー、コンビニ、雑貨販売、百均、ショッピングモールと戦闘機並みの機動力集団に押され、崩壊が進んでいる。何れ崩壊するだろう。
(百貨店より魅力的で低価格攻勢)
で、新型形態はコロコロ変わりながら力強い。

端から蚊帳の外扱いの地方商店街はどうする?

ホントに戦う相手が誰だか見えてきたね。

(空母搭載の)戦闘機 vs (手作り)戦闘機
をどう攻略するか
(ショッピングモールは多くの有名店を抱える空母。
個人店舗ながら商店街として集まった集団はさらに機動的)

という認識から始め、空母搭載の戦闘機にどう勝つか?
が課題であることが照準だね。
百貨店が撤退しても、百貨店のせいにしていては意味がない。

さて、地方商店街とは何か?

個人商店の集まりだから一応は「空母」なのだが、
(機動力のある小型空母。)

戦闘機とドローン
(コンピュータ補完ながらまだ人力なアナログ制御と運動性能抜群な完全電子制御)

の戦いとなぞらえると解が見えてきそうだ。

例えば、
コンビニが出店して、クリームたっぷりの新商品を売り出したらどうする?
そこに客が殺到する。
じゃあ、その店の周りに商店街チームでキッチンカーを並べ、その場で作る手作りスイーツ実演販売をやったら、集まる客の流れを変えられるんじゃない?地元の知り合いなら安心して買える。
なんなら、ショッピングモールの中をワゴンでパレードしてみたらどう?店長に直訴したら通るかも。

(鶏料理というと上海らしい。多くの店が並ぶが、そこにケンタッキーが進出して勝てるか?疑問は残るが解があるかも。)
(一か八かで一軒一軒酒屋を周り、日本のビールを売り込んだら大歓迎だったとか。中国の流通機構が硬直していて小売店は困窮していたらしい。)

物怖じ、しないことだね。

文句が出るのは依存体質だったからじゃないかな?
状況をよーく観察することから。
で、全てハート次第。
(大手って、ハート無いから。)

(確かに、大型小売店は強かったし、横柄だったかもしれないから文句をいう気持ちはわかる。それを精算した上で、
戦う相手は誰なのか?何なのか?で、どう行くのか?
実演販売コーナーに人が集まる、
長崎の、いち店舗が世界に発信ジャパネットの商品説明はわかりやすく情熱的だ。迅速、力づくの電話対応ルームの機動力も凄い。)