こんにちは!岩見沢市の本間歯科医院です。

 

歯周病は自分の歯を失う原因のほとんどを占めるといわれるほど身近な疾患です。歯周病を予防するためにも虫歯にならないためにもプラークコントロールは欠かせませんが「そもそもプラークコントロールってなに?」「具体的にどうすればいいの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

 

この記事ではプラークコントロールの意味と具体的な方法についてお話しします。

 

■そもそもプラークってなに?

 

プラークは歯の表面に付いてしまった細菌の塊を指します。歯と似たような色をしているため目視では確認しづらいのが特徴ですが、舌で触れるとザラついた感触があります。粘着性があるのが特徴なので、付着してしまうとうがいで口をゆすぐだけでは除去できません。しかし、バイオフィルムや歯石とは異なり、しっかり歯磨きをすればセルフケアでも綺麗にすることができます。

 

■プラークコントロールの重要性

 

歯周病の予防にも、治療を効率的に進めていくためにも、プラークコントロールは重要な鍵となります。歯磨きをこまめに行う人の場合、細菌は1,000〜2,000億個ですが歯をあまり磨かない人の場合1兆個といわれており、数字で見るとかなりの差があるのがわかります。プラークコントロールは細菌を減らし歯科疾患も予防するために欠かせないものです。

 

■プラークコントロールの方法

 

プラークコントロールの基本は毎日の歯磨きを正しく行うことですが、より効率よく除去するためには歯間ブラシやデンタルフロス、ワンタフトブラシなどを併用していくのがおすすめです。また、セルフケアをしっかり行なっていて歯磨きに自信がある人でも約8割は磨き残しがあると言われています。セルフケアで落としきれない汚れは、歯科医院の専門的なケアで落とすしかありません。定期健診を受ければ歯科衛生士からブラッシング指導を受け、正しい磨き方も教えてもらえます。

 

■まとめ

 

プラークコントロールを行うためには、食生活も重要な要素です。だらだらと間食を摂り続けていたり、甘いものばかり食べているとプラークコントロールも難しくなります。整った生活習慣と正しいケアを意識して生活しましょう。